Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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国境を越えた友情 ICC日英オンライン エクスチェンジ プログラム 参加者レポート

2024年秋にエクスチェンジを行った早大生の素敵な経験談を載せています!

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オーストラリアの友人

 政治経済学部 鶴本 翔大

私は、2024年秋(大学1年時)にシドニー大学のViさんと交流しました。

-参加を決めた理由

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私がこのプログラムに申し込んだ理由は、海外の友人を作りたいと思ったからです。大学で英語の授業はあるものの、英語を実践的に使う機会は少ない、もしくはそんな機会なんてないと感じている人が多いと思います。また、単位を取るために勉強しているだけ、あるいは英語の資格を取るために勉強しているだけの人がほとんどではないでしょうか?自分も同じでした。その状況から抜け出すにはどうしたらよいか、つまり、自分の学んできた英語をアウトプットしていくにはどのような手段を取るべきか、また、大学の授業やサークル、アルバイトなどもある中で効率的に実践できる方法はないのか、そのような思考プロセスを経て、海外の英語話者の友人を作ることがベストだという結論に至りました。

-活動内容

基本的には1週間に1回(お互いの都合が合わない時は2週間に1回)の感覚で、1回につき1時間Instagramのビデオ通話を使ってお互いの近況や言語、文化を伝え合いました。特に話した内容は、オーストラリアと日本の生活や習慣の違いについてです。自分自身オーストラリアに短期留学に行く予定があったため、事前にViさんにオーストラリアのことを気軽に聞けたことは、留学前の不安を解消する上でとても良かったと思います。また、よく使う英語の省略の言い方やネットスラングなどの現地でしか使わないようなリアルな英語を知ることもできたので、貴重な経験になりました。

-近況報告

プログラムの期間が終わってからも、2週間に1回程度ビデオ電話を続けています。最近では、Viさんが日本旅行や日本への留学を計画しているそうなので、日本や日本語についての会話をメインに話しています。また、Viさんが日本語を勉強している姿に感化されて自分も負けてはいられないと思い、英会話のサークルに入ってみたり、対面のエクスチェンジプログラムに挑戦したりと新たなことにチャレンジする日々を過ごしています。

-最後になりますが

気になったら何にでもトライしてみることが大切だと思います。英語を話したい、海外の友達を作りたい、留学に興味がある人などには特におすすめのプログラムだと思います!

ぜひみなさんもトライしてみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

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国境を越えた最高の親友

大学院法務研究科 M.N 

私はもともと英語に触れる機会をもっと増やしたいと考えており、ICC日英オンラインエクスチェンジプログラムの募集メールを見て、勇気を出して申し込んでみることにしました。私の英語力は、簡単な日常会話ができる程度で、特に長期の海外経験などもありませんでした。申し込む前は、(本当にパートナーが見つかるんだろうか)(見つかったとしても、うまくいくのだろうか)など不安もあったのですが、結果的に、最高の友人に出会うことができました!!

私のパートナーとなったのは、シンガポールにある南洋理工大学のSさんで、10月から3月までは週1回、2時間程度のZoomを行っていました。時間については特に決めておらず、30分〜1時間程度を想定していましたが、お互い話が盛り上がりすぎて、いつも長時間話し込んでいました。
プログラムも終了し、私は大学院を卒業したので、4月以降は環境が変わりましたが、普段からLINEで連絡を取り合い、お互いの予定を調整しながら、月に2回程度のZoomを続けています。

会話の中での日本語と英語のバランスは、年内の間は1回のZoomの時間のうち半分を日本語、半分を英語というようにして、どちらを先にするかはその時の気分で決めていました。1月に私が参加した英語の語学研修(1週間)で、研修の間は日本語を一言も話してはいけない“No Japanese”という決まりがあり、効果的だと感じたので、1月からは私たちも「今回は”No English”」、「今回は“No Japanese”」というように各回一つの言語に決めてZoomを行うようにしました(現在は月2回程度ということもあり、半々に戻しています)。
Zoomを行う上で工夫していた点は、話しながら聞き取れなかったワードや、正しい言い回しなどをお互いチャットに打ち込み、後で確認できるようにしていたことです(チャットは自動保存されるよう設定していました)。週1回のZoom以外にも、LINEで適宜連絡をとっていました。

Sさんと私は、幸運なことに、二人ともK-popが好きだったり、私が一番応援している球団をSさんの好きなアイドルも熱心に応援していたりと、共通の話題がたくさんありました。ですが、普段の会話では、趣味に関する情報を共有するにとどまらず、お互いの専攻の話や、その週にあった出来事から就職活動の話まで、日本の友人と話すのと全く同じように話題を選ばずに話していました。最初の頃は、自分の英語力で伝えるには複雑すぎる話題などについて、話すのを躊躇することもありましたが、仲良くなるにつれて、お互いサポートし合い、複雑な話題についても話すようになりました。このエクスチェンジを通じて、「自分の持っている語彙で伝える力」や「英語を話す際の自信」は非常に強化されたと思います。

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3月には友人とシンガポールへ旅行に行き、初日にSさんとSさんの友達と4人で会いました。初対面の瞬間は、ずっとZoomしていた相手が目の前にいるのがとても不思議でしたが、初めて会った感じはせず、すぐに打ち解けました。Sさんは空港からのタクシーを手配してくれたり、美味しいシンガポールのお店に連れてってくれたりと、手厚くおもてなししてくれました。Gardens by the Bayも案内してもらい、皆で夜景を楽しみました。
13回のZoomを経て、ようやく会うことができ、とても嬉しかったことを覚えています。

 

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なんと5月には、Sさんが名古屋へ旅行に来ることになり、短期間の間に再会を果たすことができました。名古屋では味噌煮込みうどんを食べ、Sさんの好きなアイドルのグッズショップや、朝ドラ「虎に翼」の舞台となった名古屋市市資料館、鶴舞公園へ行きました。
その日は雨が降っていたものの、途中カフェでゆっくりおしゃべりすることもでき、非常に楽しい1日を過ごしました。

このプログラムに申し込むまでは、自分がこんなにも気の合う海外の友人に出会い、頻繁に連絡を取り合うような関係になれるとは夢にも思いませんでした。あの時勇気を出して申し込んで本当によかったと思いますし、このような機会を作ってくださったICCの方々に心より感謝申し上げます。最高のパートナーになってくれたSさんにも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです。
多くのことを得られるプログラムなので、もし参加を迷われている方がいらしたら、まずはぜひ申し込んでみてください!

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