商学部 島田恵理佳
はじめに
商学部の学生として、社会的な課題に対してビジネス的な視点からアプローチする方法を学び、具体的な商品アイデアを考えるプロセスを実践したいと考え、「社会課題を解決する商品を考えよう ICC課題解決ワークショップ」に参加しました。このワークショップでは、立花誠氏の講義を通じて、社会課題を特定し、それに対する商品やサービスをどのように提案すべきかを学ぶことができました。
印象的だったこと
特に印象的だったのは、課題を解決するためには、まずその課題を抱える人々が一定数存在することを確認すること、そして他の人々が共感できる問題を見つけることの重要性です。新製品開発における失敗の多くは、アイデアが優れていても、実際にそれを必要とするニーズがない場合に起こるという指摘は非常に納得できました。
さらに、このワークショップは英語で進行され、留学生を含む多国籍の参加者とグループディスカッションを行うことで、多様なバックグラウンドを持つ人々とアイデアを交換し、新しい視点を得ることができました。商学部の学生以外にも様々な専攻の学生が参加しており、それぞれ異なる視点から貴重な提案があり、非常に有益な時間となりました。
私が参加したグループでは、全員が積極的に意見を出し合い、非常に活発な議論が繰り広げられました。そのため、アイデアに困ることはありませんでしたが、逆に意見が多すぎて、時間内にうまくアイデアをまとめるのが難しい場面もありました。多様な意見をうまく整理し、最終的に一つの方向性に結びつけることの重要性を改めて感じました。

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最後に
このワークショップに参加して、社会課題をビジネスの視点で解決するための具体的な方法を学ぶことができただけでなく、異なるバックグラウンドを持つ参加者との交流を通じて、多様な視点や意見を取り入れることができ、参加して本当に良かったです。ICCの皆様、素晴らしい機会を提供してくださり、ありがとうございました!

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