Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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互いに補い互いに支え合う経験 キャンパス・フォト・アドベンチャー2024秋 参加者レポート

互いに補い互いに支え合う経験 
Yuta

今回、私は ICC が主催する「キャンパス・フォト・アドベンチャー」に参加しました。参加⽬的としては⼤学の英会話の授業(Tutorial English)を通して英語でのコミュニケーションの楽しさを実感し、もっと英語を使いながら他国から来た留学⽣の⽅と交流してみたいと思ったからです。また、私は所沢キャンパスに通っているため、早稲⽥キャンパ スや⼾⼭キャンパスについて詳しくありません。これらの理由から今回のイベントは私にとっての絶好の機会であり、また「フォト・アドベンチャー」という名前から「親しみやすそう」と思い、参加へのハードルが低かったと感じ参加しました。

今回のイベントでは 5 ⼈ 1 組で⾏動したのですが、私のチームはオーストラリア、中国、スウェーデン、イギリス、そして⽇本出身の私で構成されていました。⽇本にいる際、私たち⽇本⼈は多くの場合多数派ですが、今回のイベント、そしてチームの両⽅で⽇本⼈はマイノリティで した。帰国⼦⼥でもなければ留学したこともない私は、そこまで英語を流暢に話すことはできませんでした。しかし、そんな私にも留学⽣の⽅々は私が分かるまで話し続けてくれ、また私も⾃分の知っている単語や知識を精⼀杯使いながら必死で意思疎通に努める経験ができました。⽇本にいる中ではあまりマイノリティになる経験はできないため、留学に興味がある私にとっては⽇本にいながらもこのような経験ができたことは⾮常に貴重だったと思います。

また、道中でも度々留学⽣の⽅々が、「早稲⽥⼤学は憧れの⼤学だった」と述べられており、私が今まさに通うことができている早稲⽥⼤学の魅⼒を再確認することができました。

ここで、今回のイベントを通して一番印象的だった出来事を紹介しようと思います。それは、それぞれが⾃分の持っているもので相⼿の⾜りないものを補うということです。私は⽇本語話者なので日本語が話せます。⼀⽅で、彼らは⽇本語を話せるようになりたいけれどまだ流暢には話すことができない状況でした。現在、私が抱いている英語に対しての想いと似ていると思います。

今回は早稲⽥キャンパスに精通していないと分からないような場所、例えば、成績証明書プリンターのような場所を⾒つけ出さなければなりませんでした。その際、勿論スマートフォンの使⽤は禁⽌で、近くにいる⼈に聞くことは OK というルールでした。英語がそこまで流暢ではない私ですが、こういった⽇本語で聞いたものを英語で伝えるということではチームに貢献できたと思います。本当に⼩さなことですが、⽇本語と英語の架け橋ができた実感がその瞬間にはありました。この出来事のように、このイベントでは互いに補い互いに支え合う経験という、⼈⽣においてもそうですし、世界中でも⼤切なことを学ぶことができたと思います。

以上が私が今回のイベントを通しての気づきや学びです。このイベントを通して、様々なバッググラウンドを持つ学⽣とコミュニケーションを取ることができたのは私⾃⾝にとって、とても⼤きな経験になりました。また機会があれば積極的に参加したいと思います。

(Photo by ICC)

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