10月にほんごペラペラクラブに参加してくださったサポーターさんたちの声が届いています!
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日本の魅力を再発見する場
文学部 さっちゃん
私は10月に開催された「にほんごペラペラクラブ」にサポーターとして参加しました。早稲田大学には多くの留学生がおり、交流を通じて日本を好きになってもらいたいなという気持ちで毎回のアクティビティを楽しむことができました。
ICCの皆さんが企画してくださったアクティビティはルールがシンプルで伝えやすかったため、同じグループにいる他のサポーターと共に留学生が日本語で話す機会を多く作ることが出来ました。参加者の留学生はみな、とっても日本語が上手で、毎回驚きました。習い始めて数か月しか経っていない方でも積極的に話していました。また、どうやって勉強したのか質問すると独学で学んだという留学生も多く、自分も語学の勉強に対するモチベーションを高めることができました。
様々なアクティビティの中でも私が特に印象に残ったことは、日本のオススメの場所や食べ物、好きな日本文化などの話題の際に、留学生が日本の好きなところを楽しそうに話してくれた姿です。旅行先や、食べ物、サブカルチャーについて本当に詳しく知っていました。また、私が体験したことのない日本文化についても教えてくれました。
この「にほんごペラペラクラブ」では、留学生と交流を楽しめるだけではなく、日本の魅力に改めて気が付くことができました。自分の国をもっと知るきっかけとしてみなさんもぜひ参加してみてください!

photo by ICC

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新たな人やことばとつながる居場所
日本語教育研究科 三國 紘斗
まずはじめに、この度は、「にほんごペラペラクラブ」に参加させていただき、本当にありがとうございました。
私がICCの「にほんごペラペラクラブ」に参加させていただいた理由は、「日本のマンガ文化に惹かれたから」、「日本の伝統文化を知りたいから」など、日本語や日本文化に関心を持っている留学生の方々との交流の機会を求めていたからです。そんな時、「にほんごペラペラクラブ サポーター募集」の案内を見て、参加を即決しました。
私は、学部時代から日本語教育について勉強している身であることもあって、今までに、留学生の方や、日本語を学習する人たちとの出逢いに恵まれてきました。今回、「にほんごペラペラクラブ」に参加させていただくことによって、また新たな出逢いが生まれることをとても楽しみにしていました。私はイベントに参加させていただくにあたり、楽しみな気持ちが大きかったものの、一方で一抹の不安を抱えていました。それは、日本語を学習する人たちが日本に、そして早稲田大学に留学に来ているからと言って、必ずしも日本語を学びたい、日本語でコミュニケーションを楽しみたいというモチベーションを持っているとは限らないのではないか、という考えから生まれる不安でした。今まで出逢ってきた人たちの中にも、日本語を話すことに対するモチベーションがあまり高くない人がいらっしゃったことから、「イベントを楽しんでくれるかな」という不安が正直ありました。
ですが、そんな不安は杞憂に終わりました。まず、ICCのスタッフのみなさまから、事前のオリエンテーションや説明の機会を設けていただき、テーブルにはトピックシートを準備していただいたこともあって、サポーターの役割を明確に理解することができ、すぐに溶け込むことができました。
イベントが始まり、「日本語がめちゃくちゃ上手!」というわけではなくても、知っている日本語や、写真や動画などのツールを用いて、経験や思いなどを共有しようとする留学生のみなさんの姿勢に、無意識のうちに引き込まれ、楽しむことができましたし、楽しさがICCラウンジ全体に波及していたように感じました。また、「にほんごペラペラクラブ」であるものの、あくまで日本語を媒介に、というスタンスで、時には英語や母国語などが飛び交う柔軟な感じがとても良いなと感じました。アクティビティの内容についても、「自分もこのアクティビティを教室で実践してみたいな!」と思うような、楽しいアクティビティばかりでした。私自身今年の春から上京してきたため、留学生のみなさんやサポーターのみなさんのお話から知ったことがたくさんあり、生活していくうえでの楽しみが増えました。
「にほんごペラペラクラブ」は、日本語・ことばを通じて新たなつながりが生まれる居場所であり、何より、留学生のみなさんが「このイベントに参加しなければ出逢えなかった人や日本語(ことば)とつながれる場」だと思います。「サポーターをやってみたいけど踏み出せない…」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ参加してみてください!「にほんごペラペラクラブ」に参加すると、日本語・日本文化を「教える/教えられる」という関係性を超えて、たくさんの学びが得られると思います。みなさんのキャンパスライフに新たな彩りを与えてくれること間違いなしです!

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参加者とサポーターの皆さん(ICC photo)