商学部 ハン チェヨン
「にほんごペラペラクラブ」は私が早稲田大学で初めて参加したイベントであり、いろいろな方々と交流する機会を作ってくれたプログラムでした。
新型コロナウイルスの影響により、私は春学期が始まっても出国することができませんでした。そのため授業はオンラインで聞くしかありませんでしたし、友達を作るどころか、日本人の方と話し合う機会さえない状況でした。
そんな中、偶然ICCのホームページで「にほんごペラペラクラブ」のお知らせを見つけ、参加することに決めました。授業以外のことでオンラインで誰かと出会うのは初めてだったので少し迷いましたが、今になっては勇気を出して本当に良かったと思います。
「にほんごペラペラクラブ」は、6月8日から29日まで週に1回活動するプログラムでしたが、4回しかなかったことが残念なほど楽しい時間でした。「日本昔話クイズ」や「ワードウルフ」など様々な活動が用意されていましたが、その中でも特に楽しかったのは「地名当てクイズ」と「フリートーク」だったと思います。
個人的に旅行が好きなので、夏休みになったらどこに遊びに行ったらいいか調べていたところ、「地名当てクイズ」でいろんな情報を得ることができました。(もちろん面白かったのは言うまでもありません。)日本の有名なところは知っているつもりでしたが、まだ知らない新鮮な場所はいくらでもありました。私にとって一番印象深かったのは鎌倉の大仏像でしょうか。ここは絶対に行ってみなければと思いました。
このようにゲームを通じで日本文化について学べることも良かったのですが、やはり一番楽しかったのは最後のフリートークだったと思います。おしゃべりが好きだからかもしれませんが、別にテーマを決めておくのではなく、思いつくままに話すのも本当に楽しかったです。日本人であるサポーターさんが趣味や好きなものを質問してくださり、私を含めた外国出身の学生たちがこれに答えながら自然に会話が始まる流れでした。最後には時間が過ぎてしまったことに気づかないほど夢中になって話をしていました。
日本語に自信がなかったり、人見知りだからなどの理由で参加することを迷っている方がいらっしゃるかもしれません。しかし、ICCのスタッフの方々、またサポーターの方々がサポートしてくれるので悩む必要は全くないと思います。私はまたこのような機会ができたらその時も積極的に参加するつもりです。皆さんともぜひお話ができたらと思います。

参加者の様子(image by ICC)