我々が暮らす地球では、先進国の人々が資源の大半を占有しており、世界自然保護基金(WWF)によると、世界全体が先進国並みの生活をすると、地球2個分の資源が必要になると言われています。
「日本に住んでいるから、アフリカで何が起きていても自分とは関係ない」
「他国の問題より、自国の問題を優先して目を向けるべきだ」
このような考えを持っている方も、少なくはないのではないでしょうか。
また、環境破壊の責任については、先進国にあるのか、発展途上国にあるのかの議論も長い間されてきました。
どちらが正しいか、正しくないかではなく、このような問題の解決には国際協力が不可欠だと捉える「地球市民」の視点で一緒に考えてみませんか?
この度、ICCでは「フリーランス国際協力師」原貫太氏をお招きし、「地球市民」の考え方、国際支援に専念されるようになったきっかけ、これまでの活動と乗り越えてきた苦悩や葛藤、さらには、フリーランスとしての働き方について語っていただきます!
原氏は本学文学部在学中から国際協力活動を始め、NPO法人コンフロントワールドを設立しました。卒業後、アフリカの現場での支援活動、現在はフリーランスとして国際協力活動を進められています。また、YouTubeやブログなどを通しての情報発信にも力を入れられています。
原氏の経験から、なぜ国際協力が重要なのか、学生のみなさんにどのような支援活動ができるのか、思考を刺激する論点がたっぷりあることでしょう。ぜひ参加して一緒に考えましょう!事前の質問受付と当日の質疑応答タイムも設けておりますので、国際協力の活動、働き方などについて関心のある方も、ぜひこの機会をお見逃しなく!
ゲストプロフィール:原 貫太(はら かんた)氏
1994年生まれ。フリーランス国際協力師。早稲田大学卒。
フィリピンで物乞いをする少女と出会ったことをきっかけに、学生時代から国際協力活動をはじめる。これまでウガンダの元子ども兵や南スーダンの難民を支援してきた。
大学在学中にNPO法人コンフロントワールドを設立し、新卒で国際協力を仕事にする。出版や講演、ブログを通じた啓発活動にも取り組み、2018年3月小野梓記念賞を受賞した。
大学卒業後に適応障害を発症し、同法人の活動から離れる。半年間の闘病生活を経てフリーランスとして活動を再開。ウガンダのローカルNGOと協働し、北東部で女子児童に対する生理用品支援などに従事。
他にも講演やブログ、YouTube、オンラインサロンの運営にも携わるなど、「フリーランス×国際協力」という新しい働き方を追求している。著書『世界を無視しない大人になるために』
プログラム
18:15-18:20 オープニング
18:20-19:00 レクチャー
19:00-19:40 質疑応答
19:40-19:45 クロージング
開催日時
会場
*Zoom URLは前日までに参加者にメールでお知らせします
対象
早大生・教職員
言語
レクチャー:日本語
質疑応答:日英可
参加費
無料
参加登録
MyWasedaより応募してください:こちらをクリック!
応募締切
7月1日(木)9:00
お問い合わせ
Tel: 03-5286-3990
Email: [email protected]