日本は災害の多い国です。特に地震は、日本で暮らす留学生のみなさんにとっても大きな心配の種になっているのではないでしょうか。
日本に住む限り、地震などの自然災害を避けることや、予測することは難しいです。しかし、必要な知識を得ておくことで、最低限の安全を確保することはできます。災害にどのように備えるかについては、日本に滞在する期間に関わらず考えておくべきです。日本には、定期的に災害に見舞われてきた国として、被害を最小限に留めるための独自の教育の仕組みがあります。これが、子どものときから学校で教えられる「防災」です。
今回のワークショップでは、「一体なぜ 『防災』 がこれほど大きな意味を持つのか?」、「自分の『防災』は何か?」について理解を深めます。この度、NHK WORLD-JAPANと本学の学生団体, 早大防災教育支援会(WASEND)のみなさんにご協力いただくことになりました。NHK WORLD-JAPANからは過去の地震災害にかかわる番組から緊急時に自分の言語で必要な情報収集する方法について、WASENDからは防災を伝える活動理念と震災が起きた時にできる対応をレクチャーいただきます。
大切なのは、「自分自身」がどのように防災へのアクションを起こすかです。小グループでディスカッションの機会もあるので、WASENDのメンバーや他の参加者たちとも意見交換ができます。プレゼンテーションとディスカッションはすべて英語で進行するので、英語の実践練習にもなります。
この機会に、みんなで自分にできる「防災」について考えてみませんか?
★プログラム★
パート1: 「みんなの」防災を考える
アイスブレイク(小グループ)
震災関連特別番組の紹介(NHK WORLD-JAPAN)
活動紹介(WASEND)
交流タイム(小グループ)
パート2:「自分の」防災を考える
すぐに生かせる!防災知識紹介(WASEND)
災害発生時の「情報収集」方法
交流タイム(小グループ)
開催日時
2021年5月14日(金)18:30〜20:00
*18:15からZoomへ入室していただく予定です。この時間より早い場合は、待機室でお待ちください
会場
オンライン(Zoom)
*URL等の情報は開催日前日までにメールでお知らせします
対象
早大生
言語
英語(参加者交流タイムの言語サポートあり)
参加費
無料
事前登録
必要。MyWASEDAからお願いします
登録締切
5月10日(月) 9:00am
定員
40名程度
申込者多数の場合は抽選を行います。結果は締切日翌日にメールでお知らせします
協力
NHKワールド JAPAN:日本の公共メディア、NHKの国際サービス。テレビ、ラジオ、インターネットを通じて、世界に向けて多言語で情報を発信している。(公式ホームページより)
早大防災支援会・ WASEND:創造理工学部社会環境工学科に所属するメンバーで構成される学生団体。国内外の小学校を訪問し、防災について楽しく学んでもらう活動をしている。また、子供向けの防災絵本の制作や防災イベントへの出展、被災地訪問にも取り組んでいる。防災教育を通して、より多くの人々の防災意識の向上を図り、災害の知識を深めて事前の対策や発災時の対応に活用してもらうことで、被害をできる限り小さくすることを目的として活動中。
お問い合わせ
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