Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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企画者レポート:東南アジアにおける日系企業進出最前線 異文化の壁に挑むJETROの取り組み

K.M. (SSL:学生スタッフリーダー)

みなさん、こんにちは。 

1111日(水)に開催した、ICCオンライン・トークセッション「東南アジアにおける日系企業進出最前線 ~異文化の壁に挑むJETRO の取り組み~」を企画した学生スタッフです。 イベントにお越しいただきました皆様、ありがとうございました。 

本イベントは、私自身、内閣府事業への参加による休職から復帰した後に、事業に参加した際の経験や感じたことを共有したいという想いで企画させていただきました。 途中、新型コロナ感染症の影響により、企画を練り直す必要がありましたが何度かの延期を乗り越え新たにオンラインという形式で開催を実現することができました 

今回は、そんなオンライン・トークセッションについて、私が企画にあたって込めた想いや企画背景、その裏側をお伝えできればと思います。 

企画背景 

私は、昨年2019年度内閣府とASEAN諸国の共同事業である「東南アジア青年の船(※)」に参加しました。本プログラムは、日本とASEAN諸国の友好促進と国際協力の実践力向上を目的に実施されているもので、日本と東南アジア10か国の代表青年(各国30-39名)が、大型客船に乗船し、約2ヶ月間、寝食を共にします。その中で、船内訪問国において交流活動等を行う、1974年より毎年実施されている事業です2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大によって中止) 

私が参加した46年目の代のプログラムでは、日本及び東南アジア 4 か国(ベトナム、シンガポール、ミャンマー、マレーシア)でのホームステイや首脳陣との接見や訪問、地元青年との文化交流等を行いました。中でも日本製の文房具やカメラ等が様々な場所で広く普及し、若い世代に愛用されている様子が強く印象に残りました。 

また、船内では、全国各地から日本酒の協賛をいただき、訪問先で日本文化を紹介するイベントを行う機会も得ました。文化や宗教、価値観が異なる国で日本の伝統的な食文化としての日本酒をどのように紹介しPRするかには特に苦労しましたが、イベントに多くの参加者を集めることができ、好評でした。仲間とともに試行錯誤を繰り返し、日本酒を通して日本が誇る伝統と技術を紹介できたことは大変貴重な経験となりました。 

このような自身の経験をきっかけに、日本と東南アジアをつなぐ取り組みについて関心を抱くようになりました。帰国後情報を集めていた際、日本企業を支援し、世界を舞台にビジネスの礎を創り上げる独立行政法人日本貿易振興機構JETROの取り組みを知り、特に興味を持ちました。 

今後よりアジア全体としての協調が求められる中、日本にとって東南アジア諸国は重要なパートナーになります。文化や宗教など多様性が際立つ東南アジアにおいて、より多くの方にビジネス通じた国を繋ぐ取り組み、さらには、異文化の中で働くためのヒントを知ってほしいという想いが強くなりました。そして、将来海外で活躍したい、また日本の良さを海外にも広めたいと思う学生にとって、有益な機会となればと、イベントを開催することに至りました。 

※内閣府「東南アジア青年の船」事業 

企画準備 

JETROの本社にてゲストとの企画の打ち合わせを終え、確定した日程と講演会の方向性をふまえた広報準備を進めていた際に、新型コロナウイルスの感染が拡大し、延期を余儀なくされました。企画当初は、大隈ガーデンホールにて対面式のトークセッションを予定していましたが、年内に開催を実現するためにオンラインに変更し、新たな形式でトークセッションの流れなどを考える必要がありました。 

一方で、新型コロナウイルスの感染が広がる状況下でしたが、オンラインの特性を活かし、より多くの人に、日本と東南アジアをつなぐ取り組みについて知る機会を新たに打ち出せたことに、私自身やりがいを感じました。 

広報用のポスター(筆者)

学生スタッフリーダー(SSLになりたての頃は、多くの時間をさいていたポスター作成も経験を積むことで、今となっては、効率よく作成することができるようになりました。講演内容やコンセプトをイメージして、色合いやデザインに反映するようにしています。 

当日までに、Zoomの機能を学びなおし、開始前に案内する注意事項や参加者アンケートにアクセスできるスライドの作成、チャットや挙手機能を用いた質疑応答から参加者への呼びかけの工夫など、試行錯誤をしつつも、本番を想定し準備を進めていきました。 

講演会当日は司会進行役及び、統括を務めました。ゲストである伊藤博敏氏のお話は大変興味深く、すっかり魅了され、聴き入ってしまう場面もありました参加いただいた方々はもちろんのこと、当日運営を担当しSSL企画者の私も特に東南アジアでのリアルや日本とのビジネス関係、異文化で仕事をすることの大切さに関して学ぶことができ、大変貴重な機会となりました。東南アジアにおける日本の信頼度と展望、コロナ禍での各国の状況などのお話も非常に分かりやすく、学びの多い時間となりました。今まさに現場起こっていることを多くの最新データもとにお話しいただいたため、臨場感のある中で通常の座学だけでは決して得られない現地の情報や今後の在り方を知ることができました。 

また、伊藤氏海外で働き、活躍するにあたってチームワークや関係づくりに際して「マニュアルは存在するが、先入観はいらない」という言葉は、相手を尊重し、いかにミクロな関係づくりにコミットすること大切感じさせるものであり自身の経験からも特に納得のいくものでした。 

最後に 

私は、SSLとして複数のトークセッションを企画してきましたが今回のような社会状況の変化によってイベントを急遽延期し、オンライン形式でイベントを実施するとのことは初めての経験でした。 

オンライン開催に不安はありましたが、当日は60人近くの方に参加いただき、参加者が伊藤氏のお話に熱心に聞き入り、チャット機能や対話形式による質疑応答を通じて、ゲストと学びを深めていた姿をみることができたことは非常にうれしかったです。 

私自身、本イベントの企画を最後に、就職活動のため、休職をさせていただきます。 

来年度復帰した際は自身の経験や成功事例課題をふまえたうえで、引き続き、学内外の方に対し、自身の経験や想いを活かしながら異文化理解への糸口となるような企画を提供する一助となれればと考えています。 

コロナ禍での学生生活は制約も多く、先が見えない中での生活は、ストレスを感じることも多いと思います。一方で、ICCでは、困難な社会状況の中でも変化に対応し、スタッフが日々、創意工夫してオンライン交流イベントなど、新たな企画を打ち出し続けていますこれからも、刺激的で、皆さんのモチベーションアップにつながるようなイベントを発信していきますのでおたのしみに! 

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