国連のSDGsがめざす4番目の目標「質の高い教育をみんなに」を達成するため、ここ十年ほど、アジア太平洋地域を初め、様々な取り組みが行われています。このために国境や文化などの枠を越えた人々の協力が不可欠です。
今回のICCトークセッションでは、ラオス、ベトナム、タイ、中国などアジアの奥地で山岳少数民族のために300校もの学校を建設したアジア教育友好協会(AEFA)の谷川洋理事長をお招きし、Zoomを利用したオンライン・トーク・セッションを行います。
谷川氏は総合商社を定年退職後、学生の頃に抱いた「社会のために尽くそう」という思いを遂げるため、教育支援の分野に関わり始めました。商社流の現場主義でラオスなどの山岳地帯に単身で乗り込み、単なるハコモノとしての学校建設だけでなく、地域住民を巻き込んだ自立支援プロジェクトとして持続可能な運営をめざし活動されています。
多様な価値観をもつ住民の心を一つにするために、言語の壁や文化的な価値観の相違を乗り越え、現地の人たちから信頼を得て「協働」する上で 大切なコミュニケーションとはどのようなものでしょうか。
将来国際協力での仕事に興味のある方はもちろん、途上国での教育支援に関心のあるみなさん、現地活動のリアルなお話が聞けるチャンスです。
奮ってご参加ください!
日時
2020年10月13日(火)18:15〜19:45(18:00から入室可能)
会場
オンライン開催(Zoomウェビナー)
(Zoom URLは前日までに参加者にメールでお知らせします)
対象
早大生・教職員・一般
言語
日本語(質疑応答は日英可)
参加費
無料
事前登録
MyWasedaより応募してください。
(申込者多数の場合は抽選を行います。結果は締切日当日にメールでお知らせします)
応募締切
10月6日(火) 9:00am
ゲストプロフィール
谷川 洋(たにかわ ひろし)氏
NPO法人 アジア教育友好協会 理事長
1943年福井県生まれ。東京大学経済学部卒業後、丸紅株式会社入社。2004年に60歳で退職し、「アジア教育友好協会(AEFA)」を立ち上げる。少数民族が暮らすラオスやベトナムの山岳地帯を中心にアジア各地で学校建設事業を展開。2019年末までに300校以上を建設した。日本の学校との交流プロジェクトも進めるなど、 継続的な支援・運営にあたっている。
著書『奔走老人 あなたの村に学校をつくらせてください』(ポプラ社)
ご協力
NPO法人 アジア教育友好協会 (AEFA)
未来を担うアジアの子どもたちの「教育環境の整備」を通じて、日本の子どもたちと双方向型の 教育支援プロジェクトを推進する。
アジア各地で政府の支援が届きにくい地域を中心に学校を建設。校舎完成後も現地の人たちが 主役となり地域と学校が成長できるよう、持続可能な教育環境づくりを目指している。
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