Intercultural Communication Center(ICC)Waseda University

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ICCサポーター体験記:マンドリン・ナイト

法学部3年
大久保陸人

マンドリン・ナイトの運営に携わらせていただきました、早稲田大学マンドリン楽部(WMG)の幹事長です。マンドリン・ナイトが大盛況のうちに終われたのは、来場されたお客様方のおかげです。ありがとうございました。

世界的なマンドリニストであるカルロ・アオンツォ氏が来日すると決まったのは「マンドリン・ナイト」実施の半年以上前のことで、来日を仲介していた当部OGのご好意で、WMGとの交流の機会をいただけることになりました。その交流の場として学生たちの異文化理解にもつながることから、ICCのイベントという形式を取らせていただき、当イベントを実施するに至りました。

そして当日、カルロ・アオンツォ氏が早稲田大学にいらっしゃると、ソロの演奏、WMG部員とのデュオ・カルテット・オーケストラという複数の形式で、イタリアの作曲家であるA.ヴィヴァルディやC.ムニエルのマンドリンのための作品を演奏してくださいました。カルロ氏の演奏は自由そのものといった感じで、私の知っているマンドリンの演奏とは全く異なっていました。

私は日本国内のマンドリン独奏コンクールで入選した経験もあり、多くの日本のプロのマンドリニストの演奏を見てきました。しかし、カルロ氏の演奏は日本の演奏家たちとは全く違います。楽器の構え方、ピックの使い方、それから音楽の作り方が、日本のマンドリンの先生方が教えるやり方とは全く異なっていました。一つの型にはまるのではなく、様々な演奏方法を場面に応じて使い分ける姿は、大変勉強になるものでした。

カルロ氏は心から音楽を楽しみ、譜面の中の作曲家と対話をしながら、様々な工夫を凝らして演奏をしていると一緒に演奏してわかりました。特にリハーサルでは、僕はオーケストラのコンサートマスターを務めていたのですが、カルロ氏は僕に「このヴィヴァルディの3楽章の冒頭、君はどのようなイメージで弾きたい?」と聞いてきました。そこで僕は生き生きと演奏したいと答えたところ、そういう演奏をする上でのアーティキュレーションの付け方や、演奏上の工夫を教えてくれました。そしてソロが引っ張る形で演奏は一気に生き生きとしたものになり、合奏全体の色が変わったように感じました。

カルロ氏は演奏だけではなくマンドリンの知識もすさまじいもので、マンドリンの歴史を中世の絵画という点から考察しています。それを当日講演していただいたのですが、マンドリンを演奏している我々はもちろん、初めてマンドリンを見たというお客様が大変興味深そうに聞いていたことが強く印象に残っています。

マンドリンという楽器がICCのイベントを通して少しでも多くの人々に知ってもらえて、興味を持ってもらえたことがとても嬉しいです。早稲田大学マンドリン楽部も年に3回の演奏会と早稲田祭等での活動をしておりますので、興味を持たれた方は是非、我が部の活動にもきていただけたらと思います。

Dates
  • 1112

    TUE
    2019

Place

大隈ガーデンハウス(25号館1階)

Tags
Posted

Wed, 12 Feb 2020

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