Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

企画者レポート:「好きじゃけぇ、広島!」ICC ローカル・ジャパニーズ・フェスタ

M.U.(学生スタッフリーダー)
*はじめに*

こんにちは、広島イベントの企画者M.Uです!先日、私が企画したICC Local Japanese Festa 「好きじゃけぇ、広島」が開催されました。これは私の大学生活の集大成だっただけに、懸ける思いも並大抵のものではありませんでした。今回は、イベント企画の舞台裏をご紹介したいと思います。

【イベント広報ポスター】

*イベント企画動機*

ICCは学内の異文化交流を促進するイベントを企画・運営する機関ですが、「異文化交流」というキーワードからは「海外」を想像する方が多いのではないでしょうか。ですが、国内にも多文化・異文化は存在します。地方都市を訪れれば、緑豊かな風景やゆるやかな時の流れを感じて癒されます。現地だけに残される建築様式で設計された荘厳な建造物を見て歴史に思いを馳せ、郷土料理に舌鼓を打ち、伝統芸能の素晴らしさを堪能することができます。また、都会とは全く異なる方言を話す現地の人々との会話では新鮮な驚きを感じることでしょう。早稲田には8,000人を超える留学生が在籍しています。数ある留学先の中で日本、それも早稲田を選んでくれた留学生のみなさんに、日本の多文化、地方の良さをもっと知ってほしい――そんな想いから地方文化紹介イベントを企画しました。しかし、ICCで地方紹介イベントを実施したのは約10年前が最後で、当時のことを知るスタッフはすでにほとんどおらず、右も左もわからない状態でした。そこで、企画者自身の出身地でもある「広島県」を題材とし、現地の企業・団体様や早稲田に在籍する広島出身学生の協力を得てイベントを開催することにしました。

イベントの目的は「広島の魅力を伝え、広島を実際に訪れたい!」と考えてもらうことでしたので、メインコンセプトは「観光」としました。広島の観光地紹介や伝統工芸品を使用した体験プログラム、ローカルフードの提供といったコンテンツでプログラムを充実させたいと考えていました。それに加えて、広島は世界唯一の被爆都市として「平和」のメッセージを世界に発信していますから、「平和」にまつわるエピソードや映像を紹介することは絶対に欠かせないもので、コンテンツに組み込みたいと思いました。

*準備段階の苦労*

まったく手探り状態でのスタートで、企画段階で決めておけよというツッコミも入りそうではありますが、本当に誰にどのように連絡していいのかも分かりませんでした。ただ、イベントコンセプトは「観光」でしたので、広島出身かつ地方活性化に尽力され、県内でのインバウンド観光プログラムを多数提供されている、「株式会社地域ブランディング研究所」の吉田博詞様にご協力を依頼。留学生向けに広島の観光情報やお勧めのプログラムを紹介する内容でご講演をいただきました。また、早大OB・OGコミュニティである校友会の広島県支部・長沼幹事長にご連絡をしたところ、多くの企業・団体様と繋げていただけることに!その他、地元で生活していた頃よく食べていた「お好み焼き」のお店へ協力依頼の電話をしたり、実際に店舗へ足を運んでお願いをしたりと想像以上に大変でしたが、充実したコンテンツを用意することができました。あとは、当日を待つのみです――――――!!

*イベント当日*

イベント当日はあいにくの大雨となってしまいましたが、受付開始時刻に先立って会場前に並んで待つ留学生の姿や、「広島イベント楽しみにしていました!」と参加者から声をかけていただけて、とても安心したのを覚えています。イベントでは「熊野筆」を使用した書道体験、けん玉ワールドカップで有名な廿日市市の「けん玉」体験ブースを設置。無形文化財「ひろしま神楽」や平和をテーマに数々の映画賞を受賞した『この世界の片隅に』、続編の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の予告編映像を上映しました。また、広島県観光連盟から魅力的な画像を数多くご提供いただき、会場を華やかに彩りました。広島学生稲門会から2名の学生にご協力いただき、地元民だからこそわかる広島のローカルイベントの紹介と広島弁講座を行い、会場は大いに盛り上がりました。

【ビジュアル資料やパンフレットもたくさん用意しました】

イベント参加者には広島のソウルフード「お好み焼き」や、広島土産として最も知られている「もみじ饅頭」を提供しました。瀬戸内海の温暖な気候で豊かに育つ柑橘類も広島の名産ですので、檸檬や八朔を使用した銘菓「せとこまち」と「はっさく大福」も参加者に食べていただき、大変好評でした。

【交渉の結果実現した、お好み焼きと広島銘菓の提供】

また、地元の企業様から数多くのご協賛品をいただけたことで、イベント最後に大抽選会を実施!広島県民が愛してやまない地域球団「広島東洋カープ」の応援グッズ、世界中で使用される高品質な「熊野筆」の書筆セットと化粧筆のセット、世界遺産宮島の伝統工芸「宮島杓子」など、本当に多くの景品を参加者にお渡しすることができました。番号が呼ばれて飛び上がるほど喜ぶ参加者とその嬉しそうな表情は忘れられません。

【熊野化粧筆のセットに当選した参加者】

企画書提出から5ヶ月、情熱と愛情をもって作り上げたイベントですが、やはり仕事や課題で忙しい中、わざわざ時間を割いて参加してくださった方々には「ありがとう」と伝えたいです。早稲田に在籍する学生だけでなく、教授や社会人の方にもご参加いただ。参加者の楽しそうに会話をする様子や笑顔が印象に残っています。イベントに参加してくださった方が、何か一つでも学ぶことがあり、それを持ち帰っていただけたなら幸いです。同時に、このイベントをきっかけとして、いつか広島を訪問してくれたなら、企画者としてこれ以上の喜びはありません。このレポートを読んでくださっている貴方も、広島に興味を持ってくれたなら嬉しいです!

【プレゼンの様子】

【書道を体験する留学生】


【広島東洋カープ応援グッズ、廿日市市のけん玉、宮島杓子に当選した参加者】

 

*振り返って*

私はICCで2年間ほどSSLとして働いています。最初は企画書作成や、他のSSLが企画したイベントのサポートをすることだけで精一杯でした。先輩や職員の方々に頼ってばかりであった私でしたが、これまでに多くのイベント担当や司会を経験して仕事にも随分慣れてきました。今回は本当に手探りでしたが、イベントイメージをしっかりと持ち、自分で主体的・積極的に行動することができました。また、私は人を頼ることが苦手なのが悪い癖だったのですが、周りの状態を見て仲間のスタッフにタスクを振り分け、広報協力やイベント準備を手伝ってもらえるようになったのは大きな成長でした。準備段階で地元・広島を調べるうちに、自分でも知らなかったことや学び直しの連続で、終始ワクワクしていました。

最後に、私一人ではここまでイベントを成功させることは絶対にできませんでした。ご協力いただきました企業・団体様、当日運営サポートをしてくれたICCスタッフ、本当にありがとうございました。

Dates
  • 1122

    FRI
    2019

Place

会場:大隈ガーデンハウス(25号館)1階

Tags
Posted

Thu, 12 Dec 2019

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WASEDA University

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