みなさん、中国服といえばどのような服を思い浮かべますか?
スリットの入ったワンピースの「チャイナドレス」、歴史の教科書に載っている「漢服」、あるいは時代劇ドラマでよく見かける「宮廷服」でしょうか。
実は、世界最大の人口を誇る中国は、民族ごとに衣装に違いがあります。
漢民族の伝統服は漢服で、満州族の伝統服は一般的にチャイナドレスと呼ばれている「旗袍(チーパオ)」です。
旗袍は近年、アジアをはじめ世界各国でファッションとして人気が高まっています。
本学の卒業式でも華やかな旗袍を着ている卒業生を見かけますね。
フォーマルな場面だけではなく、普段着としてお洒落にアレンジした旗袍も定着してきているようす。
旗袍の服飾文化は、中国文化の一つとして発展してきた長い歴史があります。
今回ICCでは、麗澤大学客員教授で、本学でも教鞭を取られている金丸良子先生をゲストにお招きし、旗袍文化についてお話しいただきます。
ご講演の後には、金丸先生を囲んでカフェ交流タイムも設けます。
金丸先生は旗袍はじめ民族衣装のコレクターでもいらっしゃいます。
今回のイベントに合わせ、1月10日(金)~20日(月)に民族衣装の展覧会をICCラウンジで行うことになりました。
中々観られないような珍しい旗袍の展示もありますのでお見逃しなく!
中国文化に興味がある方、ファッションに関心のある方、ご参加をお待ちしています。
中国文化についてお話しましょう!
日時
2020年1月17日(金)18:15-19:45(開場18:00)
会場
ICCラウンジ(3号館1階)
対象
早大生・教職員
言語
講演(日本語)、交流タイム(自由)
参加費
無料
事前登録
不要
定員
50名
★関連イベント:中国服展覧会 ~チーパオからチャイナドレスへ~
日時:2020年1月10日(金)~20日(月)10:00-18:00 ※日曜閉室、土曜は17時まで
会場:ICCラウンジ(3号館1階)
対象:早大生、教職員、一般
参加費:無料
事前登録:不要
★ゲストプロフィール
金丸良子氏
麗澤大学外国語学部客員教授、早稲田大学文学部非常勤講師。
早稲田大学第一文学部文学科中国文学専修卒業。博士(文学/岡山大学)中国民俗学、中国民族学を専門とする。ミャオ族・ヤオ族・ナシ族・イ族・チベット族などを対象に生業形態を中心としたフィールドワーク調査を実施。2006年より麗澤大学において、中国文化と民族文化の計22回の展示会を開催。主な著書に『中国山東民俗誌』(古今書院、1987年)、『中国少数民族ミャオ族の生態形態』(古今書院、2005年)等。
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