文化構想学部
高橋結女
参加の決め手は、昨年度このプログラムに参加した丸山先輩の参加者レポートを読んだことです。
「全く知らない人とskypeするなんて、いくら大学を通してでも怖い!」と思っていた私は、入学当初からプログラムの存在を知ってはいたものの、これまで参加をためらっていました。しかし、知り合いの先輩がやったのなら…と思い、3年生になって初めて登録しました。
私は高校生のときに、オーストラリアの南オーストラリア州に滞在したことがあり、オーストラリアに親しみがあったため、ビクトリア州・メルボルンにあるモナシュ大学を、第一希望にしました。マッチングの結果、希望通りモナシュ大学のAmyとパートナーになることができました。
ペアが決まると、ICCを通じて相手のメールアドレスが送られてきます。このアドレスにメールをして連絡を取った後、SkypeとFacebookを交換しました。平日は、お互い学校の課題で忙しかったので、Skype*は日曜日の午後に1時間ほど行い、4月下旬〜6月下旬にかけて、4回の交流ができました。
(*日本とメルボルンは、時差が1時間ほどしかないので、Skypeをするには便利です。しかし時間を約束する際は、どちらの時間で認識しているかを、毎回確認した方が安全です。互いに気を使い、思い違いで混乱したことがありました。)
Amy は大学で日本語を勉強しているので、毎回雑談を20分ほどした後は、彼女の質問に答えることをメインに行いました。普段何も考えずに話している母語を、英語で説明するのは(特に助詞の使い分けが)とても難しかったです。またAmyが日本語学習に苦戦している様子を見て、流暢に日本語を操る留学生の友人たちは、相当な努力を積み重ねてきたのだなと改めて気がつき、尊敬の念が湧きました。
7月中旬に、Amyが日本に旅行に来ることになっていたので、あらかじめ日時を決め、宿泊先のホテルに会いに行きました。日本がとても気に入ったそうで、大学在学中に、セメスター留学をしたいと言っています。次回、彼女が日本に来た際には、早稲田大学のキャンパスを案内する約束をしました。私もホストファミリーに会いに、数年以内にオーストラリアに行きたいので、その際はAmyにメルボルンを案内してもらおうと思っています。
「日英オンライン・エクスチェンジ・プログラム」は、国外に新しい友達をつくるチャンスです。私のように躊躇していてはもったいないので、ぜひ低学年のうちから、チャレンジしてみてください。初回の約束さえ出来れば、後は意外と、なんとかなります!

筆者とAmyさん(image by author)