今宵、指揮者が偉大なリーダシップを語る。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」のテーマ曲を指揮したことでも知られる指揮者、広上淳一氏。
日本と世界の名だたるオーケストラを束ねてこられました。
TVドラマ『のだめカンタービレ』では、ジャンプするダイナミックな指揮のスタイルのモデルにされたと言われ、会場中を豊かな表現で魅了するのも広上流です。
指揮者としての実力はもちろんのこと、独自のマネジメント術によって、様々なバックグラウンドを持つ団員を取りまとめ素晴らしい名演の数々を残しています。練習では「ここはゾンビが復活した感じで」など、ユニークでわかりやすい言葉で例えたり、自ら楽器を弾いて、ニュアンスを伝えるなど、コミュニケーションに工夫を凝らしています。
今回ICCでは、「コミュニケーション」「リーダーシップ」「マネジメント」などのスキルや「微熱の愛情」という言葉で表現される、相手と程よい距離を取りながら良い関係を築く手法についてもお話しいただきます。
世界的な指揮者による、偉大なマネジメント力に触れる最高のチャンスです!
当日は、東京音楽大学の学生サキソフォン四重奏団のパフォーマンスもあります。
是非この機会をお見逃しなく!
日 時
2017年 12月6日(水)18:30~20:00(開場18:15)
会 場
大隈ガーデンハウス(25号館)1階
対 象
早大生・教職員・一般
言 語
日本語
参加費用
無料
事前登録
不要
◆ゲスト:広上淳一◆
東京生まれ。東京音楽大学指揮科に学ぶ。
第1回キリル・コンドラシン国際指揮者コンクールに優勝し、国際的な活動を開始。
1991~95年ノールショピング響首席指揮者、91~00年日本フィル正指揮者、97~2001年ロイヤル・リヴァプール・フィル首席客演指揮者、98~00年リンブルク響首席指揮者、06~08年米国コロンバス響の音楽監督を歴任する傍らフランス国立管、ベルリン放送響、ウィーン響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、サンクトペテルブルク・フィルなどに定期的に客演。
またオペラの分野でも、シドニー歌劇場におけるヴェルディ《仮面舞踏会》や《リゴレット》が高く評価されたのをはじめ、国内でも新国立劇場、日生劇場等で数々のプロダクションを成功に導いている。
2015年に広上氏のオーケストラ・マネジメントにより、京都交響楽団の驚異的な能力の向上をもたらしたことが高く評価され、「サントリー音楽賞」を京都交響楽団と共に受賞。
東京音楽大学指揮科教授、京都市芸術大学客員教授として後進の指導にも情熱を注いでいる。
現在、京都市交響楽団常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー。