最近「LGBT」という言葉を耳にする機会が増えたと思いませんか?
レズビアン(Lesbian)・ゲイ(Gay)・バイセクシュアル(Bisexual)・トランスジェンダー(Transgender)の各語の頭文字をとったこの言葉は、性的マイノリティーをあらわす用語の一つとしてメディア等で取り上げられることも増えたせいか、ここ数年で急速にその用語が普及している印象があります。
しかし近年、LGBTへの意識が高まってきているとはいえ、日本は異なる価値観、生き方に対してまだ寛容的な社会環境にあるとは言い切れません。日本はこれから変わるのでしょうか?変わるとしたらどのように変わるのでしょうか?また、LGBTの人たちが直面している問題に対する向き合い方に、国による違いはあるのでしょうか。
今回のICCトークセッションでは、海外での勤務経験をお持ちで、ご自身が性的マイノリティー当事者でもある柳沢正和氏をお招きします。柳沢氏は、LGBT認知と積極的な取組みを企業に求める「work with pride」プロジェクトに参画したり、当事者を支援する社員ネットワークである「dbPride Tokyo」を勤務先で立ち上げるなど、様々なLGBT支援活動に携わっていらっしゃいます。
私たちは、LGBT当事者が社会の中でどのような点で暮らしにくいと感じ、どのような課題を抱えているか、あまり知る機会がありません。ご講演ではアドボカシー(政策提言)の現場から、社会へのアプローチの一例としてLGBTの人たちが直面している問題を取り上げ、社会が変わるとはどのようなことか、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。LGBTの問題に関心がある方や、当事者から直接お話を聞きたい方は、是非ご来場ください。
日時
2017年7月5日(水)16:30~18:00(開場16:10)
会場
早稲田キャンパス3号館306教室
対象
早大生・教職員・一般
言語
日本語
参加費用
無料
事前登録
不要(先着順90席、立ち見スペース有り)
協力
早稲田大学GSセンター
◆ゲスト・プロフィール◆
柳沢正和 氏
慶応義塾大学総合政策学部卒業。