- 日時
10月22日(水)16:30~18:00 (開場 16:10) - 会場
大隈ガーデンハウス(25号館)1階 - 対象
早大生 - 事前登録
要(詳細は下記) - 参加費
無料 - 言語
日本語(一部英語可)
「自分の英語に自信がない」
「発音やイントネーションが気になって、なかなか喋れない…」
そう思うとき、思い浮かべているのはAmerican EnglishやBritish Englishではないでしょうか?
実用レベルで英語を使っている「英語人口」は世界で約17億人、そのうち約78%が英語の母語話者ではない、いわゆるノン・ネイティブ・スピーカーです。ただ、ノン・ネイティブ・スピーカーである私達は、米国英語と英国英語を基準として学んできており、このふたつの国の言語形態を目指そうという方向性で教育を受けてきました。
その影響か、自分の英語の発音やイントネーションを気にしすぎて思うように話せなかったり、自信をなくしたりする人が多く見受けられます。
この度ICCでは、英語教育に造詣の深い本学名誉教授・矢野安剛氏をお招きし、世界で話される英語はすべて同等な価値を持つという概念「World Englishes(世界の英語)」をテーマとした参加型ワークショップを行います。
世界の多様な英語を理解し、自分の英語に自信が持つ一歩としてみませんか?
- 申込方法
Waseda-net Portalにて応募申請をしてください。
「Waseda-net Portal」-「システム・サービス」-「申請フォーム入力」-【参加登録】ワールド・イングリッシュ・ワークショップ:~自分の英語に自信を持とう~(10/22)」 - 申込締切
10月17日(金) 午前9:00 - 結果発表
10月17日(金) 午後 - 定員
50名(応募者多数の場合は抽選を行います) - ゲスト
矢野 安剛
早稲田大学名誉教授(応用言語学・英語教育専門)
- ゲストプロフィール
早稲田大学名誉教授。専門は応用言語学・英語教育。
福岡教育大学(学士)、ハワイ大学(修士)、ウィスコンシン大学(博士)で学び、コロンビア大学、シカゴ大学、早稲田大学で教え、その間、ロンドン大学客員フェロー、ハワイ大学客員教授を務めた。
近年は国際共通語としての英語の研究に傾倒し、International Association for World EnglishesやEnglish as a Lingua Franca Forumを主な研究活動の場としている。国内では「言語文化教育学会」会長。 - ゲストメッセージ
航空機などの交通機関およびコンピューターによる通信手段の空前の発達により、私たちは世界規模で常時大量の情報をやり取りしている。使われているのは主に英語だが、それは「国際共通語としての英語」であって、英米の文化を学ぶためのnative speaker Englishではない。私たちが学び、使う英語のモデルはthe educatedspeakerの英語だが、そのような英語はnative speakerも学ばなければならない。であれば、nativeとかnon native とかの区別にどれほどの意味があろうか。