Intercultural Communication Center(ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

ICC学生スタッフリーダーを経験して(福富玲奈)

早稲田大学商学部4年

福富玲奈

(在職期間:2008年2月~2009年7月)

【ICCとの出会い】

大学生活も残り半分という頃、私は何か自分が打ち込めること、成長できることを探していた。そんな時に見つけたのが、この国際コミュニティセンター学生スタッフリーダー(SSL)の募集である。

私はこの時までICCのイベントに参加したことはなかった。時折、早稲田ネットポータルでランゲージ・アワーやカントリー・フェスタといったイベントの告知を目にしていたが、「どんな人が参加しているのだろう?」「雰囲気はどうだろう?」と考えているうちに、参加する機会を逃していた。小さい頃から海外の文化に興味があり、いろいろな国の人と話してみたいという思いはあったが、なかなか実行できずにいた。留学したいという入学前からの思いも、卒業の時期や費用のことを考えて、踏み出せずにいた。もし、このレポートを読んでいる方の中に同じようなことを考えている人がいたら、ぜひICCを積極的に活用してほしいと思う。というのも、私自身ICCを知るにつれ、「早稲田にこんな機関があったなんて!もっと参加しておけばよかった…」と思えるイベントがたくさんあったからである。ICCはサークルと違い、自分の興味やスケジュールに応じて、参加したいものだけ参加できる。毎回参加者が変わるので、様々な学部、学年、国籍の人と出会える。そして参加者の中には初めて来る人も、一人で来る人もいる。気楽に参加できるイベントからアカデミックなものまで幅広い種類のイベントがある。そして何より、自分と同じことに興味を持つ人や、その逆に自分と違う考え、関心を持つ人との出会いがある。

 

私は海外に滞在した経験も留学した経験もない。PCスキルにも自信はないし、オフィスワークをしたこともなかった。しかし、ICCほど自分を成長させてくれる場所はないと確信した私は、学生スタッフリーダーに応募することを決めた。そして、幸運なことに私はICCで働く機会を手にした。SSLになったからには、自信がないとは言っていられない。少しでもICCに貢献できるように、常にアンテナを張って素早く動こうと決めたことを覚えている。

 

【学生スタッフリーダーを経験して】

ICCで働き始めた当初は緊張の連続だった。細かい業務の流れや他のスタッフが今何をしているのかなど、わからないことだらけだった。そして何より、英語や中国語が飛び交う環境に、覚悟はしていたが焦りを感じた。私が生きてきた20年間の中で、最も国際的と言える環境だった。しかしそれだけに多くのことを学んだ。

私がSSLになりたいと思った動機を簡単にまとめると以下の通りである。

  • これまで勉強してきた英語を実際に使ってみたい。
  • 留学や滞在経験がない分、日本にいてもたくさんの国の人と話してみたい。
  • オフィス・ワークや協賛依頼、プレゼンテーションなど、普通のアルバイトでは経験できないことをしてみたい。

もちろんこれらの思いはすぐに叶った。大勢の人の前でプレゼンテーションや司会をしたこと、複数のサポーターをまとめる立場としてイベントの企画から実現までを担当したこと、ICCに入る以前の私が苦手意識を持っていたことを経験し、自分に自信が持てるようになった。もちろん全てが順調にできたわけではない。学生と職員の間という立場に戸惑うこともあったし、情報共有をしっかりできずに周りの人に迷惑をかけてしまったこともある。しかしその度に、フルタイム・スタッフや他のSSLから指摘やアドバイスをもらうことで、どうすれば業務がスムーズに進むかを考えられるようになった。

学生スタッフリーダーになって得たものはそれだけではない。最も大きいのが、自分の考え方や視野の変化だと思う。ICCに入る以前の私はいわゆる”国際交流”に興味があった。でも今振り返ればその地域や文化は限られたものだったし、「一緒にランチや観光をして、お互いの国のことを聞く」というような、”国際交流”のイメージに囚われていた気がする。しかし、同じ学生でありながら、様々なバックグラウンドを持ち、異文化についてしっかりとした考えを持ったSSLと話すうちに、自分が思い描いていた”国際交流”がいかに表面的であったかを痛感した。生活してきた環境や外見、言葉が違えば、構えてしまうのはある意味自然なことだと思う。それでも、その違いすらも関係なく、同じことに打ち込んだり、楽しんだり、悩んだりできれば、”国際交流”なんて特別な言葉で表現しなくても、人同士、友人同士の交流ができる。私は、このことに気付く機会を与えてもらったことに本当に感謝している。もし、あのまま限られた環境のみで生きていたら、そのことにも気付かずに、海外に対する漠然とした憧れで終わっていたのだろう。自分と全く異なるバックグラウンドを持つ学生と話すことは、私にとってとても刺激になった。

 

【最後に】

ICCは語学力はもちろん、その他にも自分のアイディアやスキルを活かす機会をたくさん提供してくれる。それぞれ異なる強みを持ったSSLと同じ目標に向かって頑張ったこと、熱い思いを持って何かに打ち込んでいる人に出会えたこと、ICCで過ごした時間はとても充実していたし、全ての業務を楽しむことができた。長い準備期間を経て自分が考えたイベントが実現した瞬間、参加者に喜んでもらえた瞬間、ICCの一員になれて本当に良かったと感じる。ここでの経験は、将来社会に出て行く上でも自分にとって必ずプラスになるだろう。足りない部分が多い私を根気強く指導してくださったフルタイム・スタッフの方々、イベントの運営に協力してくれた方々、全ての人に感謝の気持ちを伝えたい。そしてこのレポートを読んでくださった方が何らかの形でICCを活用し、同時にその発展に関わってくださればうれしく思う。

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