ICC (Intercultural Communication Center)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

〇〇〇〇 LCE 2026春 参加者レポート

社会科学部社会科学科
橋口真翔

私は以前ドイツに住んでいたことがある。ドイツには現地の友人がたくさんいる。当時ドイツ語を話すことができなかった私は両親に通訳してもらいながらコミュニケーションをとっていた。早稲田大学に入学し、第二外国語としてドイツ語を選択してから話せるようになりたいと強く思うようになった。ドイツ人と話せる機会を探していた時に、ICCのプログラムを見つけ応募した。

私のグループは日本人学生2名、ドイツ人学生1名だった。私たちは週1で集まり、1時間半ほどドイツ語で会話する練習をしていた。私が拙いドイツ語で話し、ドイツ人学生が不自然な表現を直し、私がもう一度きれいな文で相手に伝える。これを繰り返していた。ドイツ人学生は驚くほど日本語ができたので、私が日本語を教える場面はかなり少なかった。彼は第二外国語の試験対策にも付き合ってくれた。練習問題の解説をしてくれたり、面接の練習もやってくれたりした。

留学をしなくても海外の文化や価値観をその国から来た人からの伝聞によって知ることができる点がこのプログラムの良い点だと思う。このプログラムのように現地に行かずしてその国の事情を細かく知ることができる機会は早稲田大学がとても規模の大きい総合大学だからだと考える。この機会を通して、その国について深く知りたい、学びたいという意思があれば留学に行く。このように、留学前のワンステップとしてこのプログラムは相応しいと思う。

また、このプログラムの良いところは自分たちで集まる日を自由に設定できる点にあると思う。ドイツ学生は院生であったため、修士論文を書くために忙しい期間があった。また、私も試験勉強に追われる期間があった。このような期間の間は会う日を変えたり、なくしたりと私たちのグループでは自分の大切な予定などを優先することができた。勉強やサークル活動で忙しい学生でも参加できるところがこのプログラムの魅力だと考えている。

このプログラムを通して、完璧でなくても自分の言葉で伝えようとする姿勢の大切さを学んだ。最初は拙いドイツ語を話すことに躊躇があったものの、親身になって話を聞いてくれたパートナーのおかげで話すことへの恐怖心がなくなった。この経験は私にとって大きな成長の実感をもたらしてくれたとともに、将来実際に現地へ足を踏み入れ、さらに広い世界で学びを深めたいという強い意欲へとつながっている。学内という身近な環境でありながら、グローバルな学びと貴重な出会いをもたらしてくれた本プログラムに心から感謝したい。

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