しゅん( ICC 学生スタッフリーダー)
こんにちは。昨年11月から学生スタッフになりました、しゅんと申します!今後ともよろしくお願いいたします!
今回は、昨年3月に行った中国北方旅行についてのお話です!
私は昔から知らない場所を訪れるのが大好きで、将来は世界一周旅行に出かけたいと思うほどの旅行好きです。
今回は、そんな私が訪れた中国北方旅行についてお話したいと思います!
今回の目的地
今回の旅の最終目的地は、吉林省・延吉(えんきつ)。中国のなかで、最も朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮と表記)に近い都市のひとつで、朝鮮族自治州・延辺の中心都市として知られています。出発地の東京から目的地の延吉まで、成田→青島→延吉という航路を辿りました!
山東省・青島
まず一番最初に訪れたのは、山東省の青島。日本人には歴史の授業でおなじみの地名ですが、着いてみるとまず驚いたのは絶景のビル群です。

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中国を訪れる前はこのような景色が見られるのは広東省の深圳だけだと思っていたので、街に出たとたんにそのスケールの大きさに圧倒されました!首都の北京からは近いとは言えないこの青島という都市で渋谷や新宿を悠々と超えるイルミネーションの壮大さを目の当たりにし、思わず飲み込まれそうになりました…
何よりも驚いたのが、そのイルミネーションの統一感。日本のサイネージやイルミネーションは企業広告がおおく、基本的に複数のビルをまたいでのイルミネーションというのは少ないです。しかし青島のイルミネーションは見渡す限りすべてのビルが同じタイミングで動いていました。このような光景を見て、異国に来たんだな、という実感が湧いてきました。
吉林省・延吉
青島で一泊したのち、朝の便で目的地の吉林省・延吉へ向かいました。
青島についたときにはもう夜だったので分からなかったのですが、街に出てみると、通勤ラッシュなのか、ものすごい量の交通量でした。走る車のなかには三菱やトヨタなど日本車からベンツやBMWまで、日本とは違う朝の光景でした!
そんな渋滞を何とか乗り越えて、空港に到着。いよいよ今回の旅の最終目的地、延吉に向けてのフライトが始まりました。
飛行機の着陸が近づいてきた時間帯に、客室乗務員の方がアナウンスしている声が聞こえました。耳を傾けると、すべての窓を閉めるように、というアナウンスでした。のちのち調べてみると、目的地の延吉空港は軍事目的でも使用されているため上空からの撮影が禁止されている、という理由のようでした。はじめてのことで戸惑いましたが、様々な新しい知見が増えた興味深い経験でした!
現地時間14時20分、吉林省・延吉に到着しました!空港の看板を見てみると、中国語だけでなくハングルの表示も。朝鮮族自治州ならではのお土産や展示など、青島とはまた異なる雰囲気を醸し出していました。
吉林省・図們
その日向かったのは、吉林省・図們(ともん)。中国と北朝鮮を分かつ図們江の流れる街で、中国・北朝鮮国境として非常に有名な場所です。

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実際に北朝鮮を訪れることはできませんが、川を挟んだ向こうには北朝鮮の景色が見えます。公園で遊んでいる子どもたち、畑を耕している人などを伺うことができ、実際に人が住んでいる様子を見ることが出来ました。
中国国籍の方は両国を繋ぐ橋の真ん中まで行くことができるそうですが、今回は断念。北朝鮮土産をいくつか購入してホテルへと向かいました。
初めての平壌冷麺
ホテルに荷物を置いて、近くの朝鮮料理屋さんに入店しました。この日の気温は氷点下だったので何か温かいものが食べたいと思いメニューを見ると、一番大きく「平壌冷麺」の文字が。温かくはないけど、折角なら…!と思い、平壌冷麺を注文しました。

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一口すすってみると、これが冷たくてとても美味しかったです!キムチの辛味が食欲をそそり、コシのある麺は食べていて飽きが来ませんでした。日本にも盛岡冷麵などの似たものはありますが、それのどれとも違う食感や風味があり、日本とは違う食文化であることを実感できる一品でした。
中国文化と朝鮮文化の混在
しっかりとホテルで睡眠をとり、翌日は延吉朝鮮民族園を訪れました!ここでは吉林省に住む朝鮮民族の昔ながらの朝鮮民族文化を体験することができます。朝鮮民族の伝統衣装であるチマチョゴリを着ながら写真撮影をする人などもいて、まるで本当に朝鮮民族の村に迷い込んだような体験でした!延吉は朝鮮民族自治州ということもあり朝鮮民族の方がほかの中国の地域に比べて多いそうで、ぶらぶらと回っていると中国語と朝鮮語の両方が聞こえてきました。
延吉のスーパーでは、中国文化と朝鮮文化の両方が入り混じっている風景をみることができます。中国のスーパーにはお茶コーナーがあり、緑茶や黒茶、八宝茶や花茶など、中国のお茶文化を象徴するようにたくさんの種類のお茶が販売されています。せっかくなので私もプーアル茶と花茶を購入しました!
一方他のコーナーでは様々な種類のキムチが量り売りされていて、様々な民族が交じり合って生活しているこの町ならではの光景だな、と思いました。中でも一番面白かったのが、奥にあった調味料コーナー。中国語のパッケージと朝鮮語のパッケージの調味料が混在して陳列してあり、日本ではまず見ることのない風景が私の目にはとても興味深く映りました。
旅を通して考えた「異文化」とは
この旅は、私にとって異文化とは何かを再考するきっかけとなりました。この旅を通じて、文化とは区画が決まっているものではなくグラデーションで存在するものである、ということを私は強く実感しました。現代の世界には国境というものがあり、文化もその線に沿って存在していると考えがちです。確かにその国境によって違いが生じる部分はありますが、国境がなかったり曖昧であった時代から住む人々の生活や文化はその土地に根付いたものであり、国境のようなくっきりとした線が引けるものではないなあ、という考えが浮かびました。

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「○○文化」というものはある国や地域の文化をまとまりとして表す言葉ですが、そのなかにも細かな違いがあり、ひいては一人ひとりが「異文化」を持っていると考えることもできます。ですから、人と交流することは即ち異文化に触れることだと私は思います。ICCラウンジは様々なバックグラウンドを持つ学生が訪れ、自由に会話を楽しむことのできる場所です。そのような会話を紡ぐこと自体が異文化交流であり、個人と交流して異文化を学ぶことはとても価値のあることだと私は確信しています。皆さんも、ぜひICCラウンジで様々な学生と会話をし、異文化交流を楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ICCでお会いできるのを楽しみにしております✨



