Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

ICC JCE 浴衣を着て日本舞踊を体験しよう!参加者レポート

    安藤 輝良
スポーツ科学部スポーツビジネスコース 
はじめに 

私が「浴衣を着て、日本舞踊を体験しよう」に参加したのは、英語を話す機会を望んでいたからでした。私は今年の8月から一年間、交換留学生としてアメリカに行きます。そのため、英語でコミュニケーションをとる場を探していました。そんな中、普段日本に居ても体験することがない盆踊りや浴衣を着て英語を話すことができるこのイベントを知りました。今までにも何回かICCのイベントに参加したことがありましたが、今回のイベントはほとんどの参加者が友達と参加するのではないかと思いその輪に混ざれるか不安でした。実際に参加してみるとその不安は杞憂に終わりました。 

イベントの流れ 

イベントが始まってすぐ、私たちは浴衣を着ました。その着付けは早稲田の浴衣サークルの方々に手伝っていただいて全く苦労することはありませんでした。幼稚園ぶりの浴衣の感触は懐かしく、和服独特の華やかさに心が弾みました。浴衣を着たあとは参加者同士の交流時間が設けられていました。私はそこでフィンランドから来た参加者の一人に話しかけました。彼はとてもフレンドリーで話しやすく二人で会場に用意されていたけん玉などで遊びながらコミュニケーションをとっていました。言葉の壁にときどき戸惑うこともありましたが、それ以上に「伝えたい」という気持ちが強く、相手の反応に励まされながらコミュニケーションを楽しむことができました。会場が大隈庭園内にあったので、参加者は外に出て写真を撮ることができました。ただ、当日は生憎の雨で行ける場所が制限されていたのは残念でした。交流時間が終わると日本舞踊のレクチャーが始まりました。日本舞踊は難しく覚えるのに時間がかかりましたが、講師として来てくださった方が丁寧に教えてくださったので最終的には踊ることができました。最後には、参加者全員が輪になって盆踊りを踊りました。最初は踊りのステップや手の動きを覚えるのが難しく、周囲のスピードについていくのがやっとでしたが、少しずつ振り付けがわかるようになり、途中からはリズムに身を任せて楽しく踊ることができました。曲が終わるころには、体が自然と動くようになり、達成感と一体感を味わえ、心から楽しかったと感じました。 

こうした体験を通じて、私は改めて「言葉や文化を越えて人とつながる喜び」を実感しました。そして何よりも、「また日本文化イベントに参加したい!」という気持ちが強く芽生えました。 

これから予定している留学は異文化理解と自己成長の絶好の機会だと考えています。英語力だけでなく、多様な価値観を受け入れる柔軟さや、異なる文化背景を持つ人との関わりを通じて深まる人間性を育むために、積極的に挑戦し、心に残る思い出を積み重ねていきたいです。このイベントで得た経験を糧に留学を価値あるものにしたいと思います。 

さいごに 

ICCのイベントは留学に行く人、検討中の人にとってとても貴重な経験を得られる場だと思います。多くの早稲田生がこの記事を読んで参加してくれたらと思います。 

(photo by author)

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