Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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完璧じゃなくていい!相手に伝えるということ ICC ランゲージ&カルチャー エクスチェンジ2023春 参加者レポート

文化構想学部   U.H.

僕は2023年の春学期に「ICCランゲージ&カルチャー・エクスチェンジ・プログラム」に参加し、英語を学習しました。春休みに海外旅行をした際に日常的な英語を話せるようになりたいと思い、それを家族に話したところ家族がこのプログラムを見つけたことが応募のきっかけでした。僕は英会話のレベルが低いことに加えて、コミュニケーション自体も得意ではなかったため、自分の英語が伝わるのか、またそもそも話が続くのかプログラムが始まる前は少し心配していました。結論から言うと、パートナーとの相性が良かったこともあり、定期的に会話練習をするだけでなく、ご飯を食べたり、出かけたり、泊りの旅行に行ったりするくらいに仲良くなれました。 

パートナーとは基本的に対面で週に1コマのペースで、授業1コマ分すなわち100分間のうち、50分を英語、もう50分を日本語という形で会話練習をしていました。最初の1、2回目は僕が緊張していたこともあり、頑張って会話の種を探し、ICCから送られてきていた質問例集などを用いて、とにかく会話が途切れないようにということに意識がいってしまっていました。そのころは具体的には好きなアメリカのドラマの話やアニメの話、音楽の趣味、食べ物や文化についてお互い紹介し、稀に課題を添削しあっていました。

5回目くらいになるとパートナーのコミュニケーション力が高いことに加えてお互いがどのような人物かをだいたい理解できてきたので、特にこれを話そうとは考えなくても100分があっという間に過ぎるようになりました。またパートナーは非常に褒め上手なうえ、何となくですが「会話は相手と一緒につくりあげるもの」という意識を持っているように感じ、気楽にコミュニケーションをとれるようになっていました。パートナーはアメリカからの留学生だったのですが、彼のヨーロッパ圏の友人と会ったことも楽しかったです。ちょうどその頃彼との英会話に慣れてきていたのですが、異なるアクセントの英語を耳にし、また同年代の英語を母語としない彼らの流暢な英語に驚き、まだまだだったと気が付くことができました。

その後は週に2回ほど対面で会話練習をするようになりました。確実に自分の英会話力が向上したと感じたのは、2回目に1日かけて遊びに行った時のことです。初めてのときには朝から夜まで英語7割、日本語3割くらいで会話をし、夕方くらいには脳みそがとても疲れていました。しかし、2回目に丸1日遊びに行ったときには夜まで特に疲れを感じずに会話でき、またそのことをパートナーからも褒められ、成長を感じました。 

このプログラムを通して僕はとにかく相手に伝える会話に集中していたため、テストなどで測られるような英語力が向上したかは定かではありません。しかし、「自分の考えていることを自分が知っている単語や文法を用いて相手に伝える」という力は確実に成長しました。パートナーが半年間の留学生で、帰国してしまうため、これまでのように対面で会うことは出来なくなりますが、これからもオンラインで一緒にゲームをしたり、ビデオ通話をしたりする予定です。また、来年の春にはアメリカに旅行に行こうと計画しています。 

もちろんパートナーとの相性にもよると思いますが、きっと向上心が高くなり、また言語を学ぶのは思ったより簡単で楽しいと感じられます。このプログラムに興味のある方はぜひ応募してみてください! 

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