2022年秋のエクスチェンジを行った早大生、協定校の学生の素敵な経験談を載せています!
* * *
海外の友人をつくろう
先進理工学部 にちか
私は、シンガポールの南洋理工大学のJenzと交流しました。私たちは週に1回程度Zoomで話しました。スピーキングに自信がなかったため、会話が弾むかどうか心配でしたが、わからない単語はその場で教えあい、言葉に詰まってしまっても「問題ないよ!」と言って優しく待っていてくれたので、とても楽しく話すことができました。

photo by author
私たちはお互いに化学科の学生で、レポートや研究が忙しいときは励ましあったり、無理のないスケジュールになるよう調整したりすることができました。また、将来の夢を聞き、海外の理系大学生がどのように職業を決めているのか、どのような点で悩んでいるのかを知ることができたのは進路の選択が迫られつつある私にとって非常に有益でした。
海外の学生も同じように勉強を頑張っているということを身近に感じることができ、とても励みになる存在ができたとともに、将来の夢を考える上で今まで遠い存在だった海外が少し近くなったように感じます。
また、日本で生活をしていると全く馴染みのない文化の話を聞くことができたのも楽しかったです。特に兵役の話はとても興味深いものでした。大変そう、というマイナスの印象しかありませんでしたが、心も体も鍛えられ、良い経験だった、という話を聞き、兵役の印象が一気に変わりました。
私たちは、Zoomでの会話の時間が取れないときでも、LINEやInstagramを通じて充実した交流できたのがとても良かったと思います。年末年始はお互いに旅行やイベントで忙しかったので、家族で食べた料理や町の装飾などをLINEで送り合いました。Instagramも交換して、お互いの普段の食事や学校の行事の様子を見ることができました。来年度Jenzが日本に来る際には私が案内をする約束をしていて、今からとても楽しみです。
日英オンライン・エクスチェンジプログラムを通して、英会話のモチベーションがさらに上がり、今までよりも異文化への興味が沸きました。海外の友達ができることは想像以上に有意義で貴重な体験でした。ぜひ皆さんも気負わずに参加してみてください。
* * *
スピーキングも濃い異文化交流も
創造理工学部 M.Y.
私は2022年秋学期の「日英オンライン・エクスチェンジプログラム」に参加しました。私がこのプログラムへ参加することを決めた理由は主に2つあります。1つめはスピーキングを継続的に練習したかったからです。最も苦戦していたスピーキング力をあげるべく英語で独り言を言ってみるなど色々試しましたが、モチベーションが保てずスピーキング力向上には繋がっていませんでした。そこで見つけたのがこのプログラムです。同年代の人と1対1での交流であれば、私でもスピーキングから逃げずに続けられると思いました。
2つめは柔軟に予定を決められそうだったことです。先輩方の体験談を拝見して、テスト期間を避けるなど他の活動との両立がしやすく、無理なく続けられそうだと思いました。後でも述べますが、実際にパートナーと相談して柔軟に調整することができました。
私はシンガポールの南洋理工大学に通う大学2年生の方とエクスチェンジのパートナーになりました。彼女はスポーツ科学を専攻していて、日本に興味があり日本語をとても積極的に勉強しています。エクスチェンジはDiscordでの週1回30分のミーティングと、LINEでのチャット、Instagramでの近況報告などで行っていました。私たちは特にテーマを決めたりはせず、その日やったことや来週やることなど日常を共有しました。シンガポールでの大学生活や旅行の話など、新鮮で楽しく有意義な時間でした。
このプログラムで特に良かったことは2つあります。1つめは募集の段階で趣味などを記入する欄があり、共通の趣味を持ったパートナーと出会うことができました。例えば私と彼女はダンスや漫画の趣味が似ていました。その他にも学年も近かったので何気ない日常の出来事の話でも盛り上がることができました。
2つめは最初のサポートと自由な部分のバランスが丁度良かったことです。ICCの方から最初はどのように連絡を取るといいかや初回のミーティングの話題などを提供してくださいました。そのため海外交流の経験が少なかった私でも安心して連絡を取ることができました。そのうえでエクスチェンジの方法は自由であり、2人に合ったエクスチェンジ方法でこの貴重な機会を最大限活かすことができたと思います。
本プログラムに参加を決めた皆さん、パートナーとエクスチェンジを継続するコツは「緩く気楽に」だと思います。私たちは基本的に週1回、30分のエクスチェンジを行っていましたが、時間は週ごとに調整していましたし、お互いにテストなどで忙しい時はミーティングをお休みにしていました。
まだ迷っている皆さん、他のことも頑張りながらスピーキング力を上げたい、海外の同年代の方と交流したいと思っている方に特にオススメなプログラムだと思います。私は運良くパートナーが日本旅行に来たタイミングで直接会うこともできました。来日前には日本について聞かれたため日本を知ったり、異なる文化の人に伝えたりする良い機会になります。いつもリモートで会っていたのでお互い感動と喜びがありました。今度は私がシンガポールを訪れたいと思っています。柔軟なスケジュールでスピーキングの練習もできて、同年代の海外の友達ができる、とても充実したプログラムだと思います!少しでも興味があれば是非参加してみてください。
* * *
言語の先
国際教養学部 K.T.
私がこのプログラムに参加を決めた当初の目的は、主に海外の学生との会話を通じた英語力の向上でした。自分が所属する学部の周りのレベルの高さに圧倒され、「このままではまずい」と焦りを感じていたのだと思います。
マッチングの結果、シンガポールの南洋理工大学に通う4年生のAriaさんとの交流が始まりました。Ariaさんとは10月からの4ヶ月で、12回のミーティングをZoom上で行っています。実はこのレポートを執筆している前日にも、ミーティングをしました。毎回の会話の時間は2~3時間で、基本はお互いの都合のつく夜の時間帯に話しています。
初めのうちは、日本語と英語を織り交ぜながら様々な話題についてフリートークをしていました。お互いの出自や学んでいること、日本とシンガポールの電車の違いであったり、化粧にかける時間を話したり…。事前に何を話そうか入念に考える、というよりはその場でふと気になったことを尋ねるというスタンスでした。「英語のライティングの上達方法を知りたい」と相談した際には、過去にAriaさんが書いたエッセイを送ってくださることもありましたし、留学の選考が近くなった時には、私が書いたエッセイを添削してアドバイスを下さったり、面接の練習にも付き合ってくれました。英語を話すことに対する悩みを話した時にも、「Kさんはすごく英語が話せているから、自信をもって!」と励ましてもらったり、Ariaさんの優しさと日本語の上手さに助けられている部分が多々あります。
回を重ねた最近は、恋愛についてよく話しています。いわゆる恋バナをすることもあれば、「人を好きになるとは何か」とちょっと哲学的な話をすることもあります。この類の話では、英語だろうと日本語だろうと言語に関係なく、非常に盛り上がってしまうのが不思議なところです。あっという間に時間が過ぎてしまったように感じられて、気づけば日をまたいでいた、なんてこともしょっちゅうあります。国を超えて、言語を超えて、こんなにも同じ話題で喜んだり悲しんだり共感したりすることが出来るなんて、そしてそれがこんなにも楽しいなんて、プログラムを始める前は考えもしていませんでした。今では、このオンラインエクスチェンジに申し込んで良かったという気持ちと、彼女との出会いへの感謝でいっぱいです。6月に日本へ旅行に来るAriaさんとお会いするのが待ちきれません!
* * *
私のオンライン交換体験
南洋理工大学 グウィンロー
私は2022年10月に早稲田大学日英オンラインエクスチェンジプログラムに参加しました。このプログラムに参加することを選んだのは、友達を作りたかったのと、日本語を練習したかったからです。私は真希という早稲田大学の3年生とペアを組むことになりました。彼女は私と同じように、友達を作りたい、英語を練習したいという強い意志を持っていました。
私たちはまず、LINEでお互いを追加し、Instagramでフォローしあいました。そして、LINEで最初のZoomミーティングの日程を決めました。最初のZoomミーティングは、自己紹介や大学の専攻など、基本的な内容で、とてもシンプルでした。2回目以降は、CanvaやPowerPointを使ってスライドを作り、Zoomミーティングでのディスカッションを円滑に進めるようにしました。好きな歌手やバンド、好きなテレビ番組や映画、一番行ってみたい国など、いろいろな話をしました。
あるZoomミーティングのとき、2022年12月の休日の予定について話したんです。そこで私は、「東京に旅行に行くんだ!」と真希に打ち明けました。実際に会って、一緒に東京ディズニーシーに行く日を決めて、二人で大興奮。

photo by author
私は初めて東京ディズニーシーに行くので、その日は少し緊張しました。私の日本語が上手かどうかも少し心配でした。しかし、真希はとても親切でフレンドリーだったので、私の心配はすぐに消えました。東京ディズニーシーを案内してくれて、かわいい写真もたくさん撮りました。実際に会うと、シンガポールと日本での生活や、東京で行ったことのある場所など、さらにいろいろな話をすることができました。乗り物に並んでいる間、日本語・英語・中国語の練習もしました。
これからも真希とのオンライン交流を続け、日本やシンガポール、その他の国でもまた会いたいと思っています。このプログラムと素晴らしい体験にとても感謝しています :’)
* * *
自宅から世界を探索する:バーチャル交換プログラムの旅
Monash University L.X.
オンライン交換プログラムに参加しました。このプログラムによって、広樹というパートナーを見つけることができました。毎週ラインでチャットし、ビデオチャットでたくさんの楽しみを共有しました。文化の違いや言語の違いについて話し合い、互いに学び合うことができました。プログラムが終了しましたが、非常に充実した経験をすることができました。
たとえば、広樹は東京に住んでいて、私はメルボルンに住んでいます。季節が完全に逆であるため、私たちが話している時には、私が寒い時には広樹が暖かく着ていることもありました。しかし、メルボルンの天気が不安定なため、時には私が広樹と同じように暖かく着込むこともありました。
また、文化的な衝撃や言語の壁など、その他にも楽しいことがありました。特定のトピックについて話し合う際に、私たちはお互いに理解するために、日本語と英語を一緒に使う必要がありました。
交換プログラムに参加して、日本の文化、習慣、生活スタイル、伝統的な食べ物や祭りなどについて学ぶことができました。このような経験を通じて、自分自身の視野を広げることができました。
パートナーとの会話を通じて、日本語や英語のスキルを向上させることができました。また、異なる背景や経験を持つ人々とコミュニケーションすることで、自分自身のコミュニケーション能力を向上させることができました。
このプログラムに参加したことによって、海外に住んでいる人々の生活や文化に興味を持つようになり、将来的には留学や国際交流に興味を持つことになったかもしれません。
まとめると、私はこのプログラムに興味を持っている他の人に参加を勧めます。海外と話す経験を積む良いチャンスであり、新しい友達に出会うことができるからです。
* * *
Cross-Cultural Encounter
SIM Global Education/University at Buffalo
Nico
While enrolled in Japanese 101 in school, our sensei introduced and encouraged us to take part in this online language exchange program with the Waseda University students. I wanted to improve on my Japanese, so I was excited to be given an opportunity to interact with students from Japan. Then, after a while, we received an email from Waseda University with our partner’s contact information. After that, I emailed my partner, Ipin To, and we decided on a date to have a Zoom call.
When the date arrived, I was really nervous and excited. I was not confident that we would be able to get along. However, after a few minutes of talking to Ipin, I was more relaxed and comfortable. We shared our hobbies and things we like, and I realised that we have lots in common. We both love cats and reading books. Also, we both played competitive badminton when we were younger. Soon, after approximately two hours of talking, we decided that it is time to say またね and go to sleep. Before we logged off, we decided to meet once every two weeks on Zoom.

photo by author
When we are not communicating through Zoom, we occasionally exchange texts through LINE. I would send her pictures of local Singaporean and Indonesian food or things that are rare to find in Japan. Similarly, she would send me pictures and videos of Japanese food as well. When I went to Bali in August, I would send her pictures and videos of my daily activities and beautiful places I visited. Hopefully, she enjoyed the pictures and videos ^_^.
During the 2022 winter break, I had the opportunity to travel to Tokyo for an internship. I was so thrilled that I got the internship position, and also because I get to meet Ipin in person for the first time. I was glad and relieved that it was not awkward when we met. We went to Shibuya Sky and ate at Gyukatsu. It was really fun and enjoyable (^ν^).

photo by author
Notably, I had the chance to witness Japan’s 成人式 (coming of age ceremony), which we do not celebrate in Singapore and Indonesia. Since Ipin lives in Edogawa City, she invited me to observe the ceremony there. Everyone was dressed so elegantly and beautifully, it is a shame that we do not have this celebration back home. To me, even though it was not part of the exchange program, this was the most memorable and interesting experience born from this program.
- photos by author
Overall, it is an extremely fun and wholesome experience. I believe my Japanese has improved significantly compared to when I first started. Plus, I made a good life-long friend, so I am overjoyed that I participated in this program. 楽しかったよ〜
* * *
An Amazing Experience
SIM Global Education/University at Buffalo
Sarisha Jemma
The Waseda Online Exchange Program was introduced to me in the midst of Japanese 101. When our professor explained what the program entailed, I was rather excited. I thought to myself “wow, this is really cool, a chance to get to know someone from a different culture”. I immediately conveyed my interest and applied through a simple google form provided by our professor. A couple of weeks later I received an email from the organiser at Waseda University with my partner’s name and email address. As this was my first time learning Japanese it was quite daunting emailing my partner. I wasn’t sure what their English level would be or how well they would be able to understand my extremely basic Japanese language skills. I sent the email mostly in English but included a short self-introduction in Japanese that my professor helped me with. Then I patiently waited for a reply.
I was so happy when my partner sent a reply! The first week or so after that was mostly spent exchanging our schedules so we could figure out a time to meet over Zoom. During our first meeting my partner, Nozomi and I spent about an hour chatting, talking about our mutual interests in music, our hometowns, pets, and more. It was so interesting comparing different aspects of our culture and sharing interests. Conversely, it was also very cool to see how similar we were, considering how we’ve grown up in completely different parts of the world. At the end of our first meeting, we exchanged ‘Line’ contacts so that we could communicate more freely and share aspects of our daily lives through pictures, videos, etc. We also set up a second Zoom meeting for the following week.
During our second Zoom session, Nozomi was kind enough to play her Mandolin for me! She had mentioned that she joined a Mandolin extra-curricular club at Waseda — it was so cool to be able to share her hobby for a moment.
After this second meeting, both of our schedules became rather tight and unfortunately didn’t allow for us to meet through zoom very often. Instead, we opted to communicate via texting! I text a lot with my friends in general and thus use a significant amount of slang and abbreviations, so I started to teach some to Nozomi. I did this mostly by texting as I would normally and then adding a bracket with the meaning of the abbreviation or slang. Some words required a little more explanation so I sent some longer messages with examples of how to use the word too. It was lovely to see Nozomi use some of the abbreviations and slang during our conversations as time went by! While we mostly spoke in English, I tried to send some messages in Japanese and it was very helpful to get feedback from Nozomi so that I could apply it to my weekly Japanese lessons.

photo by author
Another thing we did was exchange our mailing addresses! I unfortunately have not had the time to send something over yet, however Nozomi sent me the most beautiful New Years Calendar card, with gold embossing and a hand written note. It is something that I will treasure forever and I am so thankful to have received it.

photo by author
Overall, this has been an amazing experience and I am so thankful I took the time to sign-up! Nozomi and I still catch up every so often and update each other about how we are and what we’ve been doing recently 😀 I would highly recommend anyone who may be on the fence about signing up for the program to just ‘go for it’! It’s very low-pressure and would be a great addition to your time in university.
* * *