現在、早稲田大学社会連携課では、学術系クラウドファンディング「科学的知見に基づく指導法をバレエの世界に届けたい」(人間科学学術院・三浦哲都准教授)に対するご支援を受付けています。(目標額130万円・期間2019/8/12-2019/10/30)
クラウドファンディングはインターネットを利用して資金出資を募り、支援者が関心のある分野や事業に対し支援する制度で、本学でも研究支援の新しい試みとして、これまでも「富士山頂の測候所から、大気汚染物質の広がりの謎にせまる!」(2017年/創造理工学部環境資源工学科・大河内博教授/目標額150万円を達成)などの実施実績があります。
プロジェクトウェブサイト:https://academist-cf.com/projetcts/136?lang=ja
本プロジェクトでは、バレエダンサーの職業病ともいわれる外反母趾に注目し、動作解析装置を用いてバレエのテクニックと外反母趾の関係を詳細に調べます。プロジェクト責任者である三浦哲都准教授(人間科学学術院)は、運動科学と認知科学の手法を用いてダンスのスキルを科学的に明らかにする研究に取り組み、ダンス科学の知見を、効率的なトレーニング方法の開発やリハビリテーション医療へ活用しています。
集まった募金は、動作解析装置の購入や実験費用等、この研究で必要となる経費に充てられます。また、研究の成果は、バレエダンサーと日本のバレエ界の発展に役立てられます。