アントレプレナーシップ人材育成プログラムとして、起業を志す学生のみならず、社会で活躍するための資質として必要なマインド、スキルの習得が可能な各種プログラム(正規科目、非正規科目)として、本学では下記のプログラムを提供しています。
社会課題が複雑化する時代に求められるのは、自ら問いを立て、新たな価値を創造する力です。
早稲田大学では2026年度から、新しい学際的副専攻『アントレプレナーシップ』がスタートします。
この副専攻では、自らの専門性を活かして社会課題を発⾒し、その持続可能な解決に向けた新たな価値創造に挑む⼒「アントレプレナーシップ」を身につけます。「アントレプレナーシップ」とは、起業をめざす人に限らず、企業・行政・NPOなどあらゆるフィールドで活かすことができるものです。
具体的には、ビジネスや起業に関する体系的知識と、統計・プログラミング等のデータスキルを学び、実現可能性の⾼い事業計画を論理的に構想する⼒を養います。また、多様な専門性を持つ仲間と協働し、チームでアイディアを具現化するプロジェクト推進能⼒も体得します。さらに、起業家や投資家との交流を通じて社会課題とその解決を「自分ごと」として捉え、起業が将来のキャリアの選択肢になるようなマインドを醸成します。
全学副専攻『アントレプレナーシップ』の詳細については下記リンクからご確認ください。
副専攻で身につけたスキルや力は、アントレプレナーシップセンターが提供するさまざまな課外プログラムで、実践・力試しをしてみることができます。
・学ぶ
・実践する
・失敗する
・改良する
このサイクルを繰り返すことで、アントレプレナーシップが単なる「知識」から「力」へと変わっていきます。課外プログラムの公募は、アントレプレナーシップセンターのWebサイト上で随時更新していきます。多くのプログラムは早大生以外にもGTIE関係大学の学生や高校生に開放されているものもあります。多様な人と交わり、視野を広げながらアントレプレナーシップを育んでいきます。
早稲田大学ビジネスプランコンテストは、大学が関与するビジネスコンテストとしては最も古いコンテストのひとつであり、1998年(平成10年)に第1回が開催されました。
本コンテストにかかわったひとりでも多く学生が、その経験を糧に近い将来、起業家として、あるいは起業家でなくとも「在野精神」「進取の精神」を持ち、社会で活躍が期待されます。
第20回までは、アントレプレナーシップセンターの前身となるインキュベーションセンターが主催、第21回より商学学術院の産業経営研究所が主催しており、近年は商学部設置科目の日本 M&Aセンターホールディングス寄附講座「起業家養成講座I」と連携し、同科目履修者、および全学部生からビジネスプランを募集する形で、開催しております。第29回を迎える、2026年度からは再びアントレプレナーシップセンターの主催行事となり、より全学に開かれたコンテストとしてリニューアルいたします。
自らの技術シーズの事業化を目指す学生を対象とし、オリジナルのビジネスアイデアを元にした事業化案を練り上げ、発表します。選抜された学生チームが資金(ギャップファンド)を受け取って、顧客インタビューなどを通じて仮説検証活動を展開。事業アイデアの解像度をぐっと引き上げます。
ビジネスアイデア創出や英語ピッチ等に係る国内研修で学生選抜を行い、海外機関でVCや起業家を介した実践的スキルのトレーニングを行います。2018年度より実施しているこのプログラムは、毎年篤志家等からの寄付のサポートを得ています。2018,2019,2022年度はイスラエルに、2023,2024年度はメルボルンに派遣しました(2020,2021はオンライン実施)。 2025年度はアメリカボストンに9名の学生を派遣しました。

アントレプレナーシップ各種プログラムの優秀者、強者集いがピッチを行います。それは、まさに早稲田アントレの”天下一武道会”!! 審査員による審査が行われ、優秀者には賞金も!
出場するチーム・個人が参加したプログラム一覧
※上記以外のプログラムが新しく企画され、募集を行うことがあります。ぜひアントレプレナーシップセンターのウェブサイトとXにご注目ください。
上記のような多彩なアントレプレナーシッププログラムは、下記のような外部機関からの助成を得ながら実施しています。

Greater Tokyo Innovation Ecosystem(GTIE),JST「研究成果展開事業 大学発新産業創出プログラム(START)スタートアップ・エコシステム形成支援事業」)は、国際競争力の強化、スタートアップの創出や成長、Greater Tokyoの経済の持続的な発展を実現し、また、エコシステムによるイノベーションを社会に実装し、地域に還元する活動を行うことを目的とした「スタートアップ・エコシステム東京コンソーシアム」に参画する、大学と地方公共団体、大学発イノベーションの取り組みをさまざまな形で支援する民間機関が結集して進めるものです。 具体的には以下の①から③の取組を、2025年度にかけて実施していきます。
①起業活動支援プログラム
東京工業大学を中心として企画運営したギャップファンド(GTIEサーチファンド)を2022年度以降設置し、PoC活動のほか、メンタリングの提供、経営者人材とのマッチングなどの支援を行います。
②アントレプレナーシップ人材育成プログラム
EDGE‐NEXTプログラムで主幹機関を務めてきた東京大学、早稲田大学がそれぞれ実施していたプログラムを総動員し、本構想のステイクホルダーにシームレスに提供でき、コンソーシアムの受講を希望する全ての者がプログラムを受講できる体制の構築を目指します。特に早稲田大学では小中学高校生への教育プログラム、東京外の地域も含めた社会的課題の解決に係るプログラムに取り組むほか、海外機関との協働プログラムや、仮説構築・検証などの手法において国際通用性の高いプログラムを重点的に実施します。
③拠点都市のエコシステムの形成・発展
GTIEおよび東京コンソーシアムの参画機関のネットワークを相互接続し、特に海外ベンチャーキャピタルやアクセラレーターなどとの協業・イベントなどを積極的に進め、ユニコーン創出の確度を飛躍的に高めます。
早稲田大学は、スタートアップ・エコシステム 東京コンソーシアムの理事機関であり、現時点において文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXT)とJST SCORE(大学推進型)および拠点都市環境整備型といった、大学発スタートアップの創出・育成に係る機関申請事業のすべてに採択されている唯一の機関です。国内外の機関との協業の下での実践的な起業家育成プログラムや、ビジネス創出支援に長けた国内外の専門家の協力により研究シーズから社会的価値の創出を目指すPoCプログラムの運営の実績を踏まえつつ、学内資源をより結集した支援体制を構築し、東京コンソーシアムとの綿密な連携の下で、東京を拠点としたイノベーションエコシステムの構築に貢献していきます。