早稲田大学アントレプレナーシップセンターは、研究成果の社会実装を目指す研究者、および起業に挑む学生たちが一堂に会する発表の場として、「第1回WASEDA DEMO-DAY」を開催いたしました。
本イベントは、研究分野の成果を加速させる「早稲田PoC(Proof of Concept)ファンドプログラム」に採択された研究者と、学内の各アントレプレナーシップ人材育成プログラムから選出された精鋭学生チームによる、早稲田の「知」の社会実装を体現する場となりました。
~研究から事業化への情熱が交差する一日~
本年度は、新宿区との共催、株式会社三菱UFJ銀行による協賛をいただき、会場の小野記念講堂は終日熱気に包まれました。
【午前の部】早稲田PoCファンド 研究者ピッチ
「早稲田PoCファンドプログラム」に採択された5名の研究者が登壇。研究成果をいかに社会に役立てるか、実証実験の成果と今後の展望について報告が行われました。報告後には、コメンテーターより専門的な視点からの講評や、事業化に向けた具体的なアドバイスをいただきました。

亀岡 遵 先生(理工学術院 情報生産システム研究科)

石井 あゆみ 先生(理工学術院 先進理工学部 化学・生命科学科)
【午後の部】基調講演
午後の部のスタートには、株式会社ジモティー代表取締役社長の加藤貴博氏(本学卒業生)をお招きし、基調講演をいただきました。自らの挑戦の軌跡から紡がれた、他では聞くことのできない貴重な実体験に基づくお話に、会場の参加者は真剣に耳を傾けていました。

基調講演 登壇者:加藤 貴博 様 (株式会社ジモティー 代表取締役社長)
【午後の部】学生ピッチ
本学が提供する複数のアントレプレナーシッププログラムから選ばれた計7チームが登壇。独自の視点で社会課題に挑むビジネスモデルを発表し、審査員による鋭い質疑応答とフィードバックが行われました。

学生ピッチで編み図作成アプリの発表をする木棚麗香さん
~第1回WASEDA DEMO-DAYの審査結果と表彰~
厳正な審査の結果、以下の通り表彰が行われました。
【最優秀賞】(1組): 賞金51万円を贈呈
チーム名:編み図作成アプリ(木棚麗香さん)
【優秀賞】(2組): 賞金15万円ずつを贈呈
チーム名:ロカンス(関上雄大さん)
チーム名:ドデカMIDI(高野琉衣さん)
各チームの独創性と熱意に対し、会場からは大きな拍手が送られました。

プログラム終了後には、登壇者や審査員、来場者が一堂に会する交流会を開催しました。組織や世代の垣根を越えて熱心に意見を交わし合う姿が随所で見られ、今後の新たな共創を予感させる活気あふれる締めくくりとなりました。
登壇いただいた研究者・学生の皆様、多大なるご支援をいただいた株式会社三菱UFJ銀行様、共催の新宿区様、そして日頃より本学のアントレプレナーシップ教育をご支援いただいている後援会の皆様、ご観覧いただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。
早稲田大学アントレプレナーシップセンターは、今後も研究者と学生が共に挑戦し続け、新たな価値を創造し、イノベーションを創出する一大拠点の構築に邁進してまいります。今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
学生ピッチ出場チーム 採択元プログラム
▪第28回 早稲田大学ビジネスプランコンテスト
大学が関与するビジネスコンテストとしては最も古いコンテストのひとつであり、本コンテストにかかわったひとりでも多く学生が、その経験を糧に近い将来、起業家として、あるいは起業家でなくとも「在野精神」「進取の精神」を持ち、社会で活躍が期待されます。
▪ビジネスモデル仮説検証
(GEC ビジネスクリエーションコース科目)早稲田大学のビジネスクリエーションコースの人気科目で新規ビジネスを立ち上げるためにインタビュー・検証などを行う実践的な授業
▪WASEDA ギャップファンド・プロジェクト
試作開発・市場調査など、事業化に必要な初期活動に使える資金=ギャップファンドを提供してプロダクトの検証を行う
▪WASEDAものづくりプログラム・ ADVANCED(ものプロ・アドバンスト)
リアルなユーザー課題に向き合い、技術と創造性を駆使してプロダクトをつくり上げ、実社会に届けるところまでを目指す共創プログラム
▪W-SEED ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)育成プログラム
続可能な形で社会課題の解決を目指す社会起業家「ソーシャルアントレプレナー」を育成する新たなプログラム
▪海外武者修行Boston Bootcamp
アメリカボストンを訪問し起業家や学生との交流を通じて、起業意欲とグローバルビジネスへのマインドセットの醸成を目的とする




