2020年度参加者の声
就業機関:日本貿易振興機構(JETRO)
文化構想学部4年(就業当時)渡邊綾乃さん
1年間の交換留学を終え今後の進路について考えていた際にJETROについて知り、日本と世界の架け橋になり双方の発展に貢献できる仕事に魅力を感じ、サマーインターンシップに応募をしました。対日投資部の政調メディア班に所属をし、週3日のペースで一ヶ月間勤務をしました。業務内容としては、基礎資料の作成や支援企業との会議への参加など、職員の方々と共に実際の業務に携わりました。また、職員の方々が時間を取ってくださり、JETRO全体や部署についての詳しい説明をしていただく機会もありました。一ヶ月という短い期間でしたが、毎出勤日に職員の方々とランチに行かせていただくなど、業務外でも職員の方々と関わる機会を多く設けていただきました。特に、女性のキャリアについて相談をしたいとお願いをしたところ快く受けてくださり、お子さんのいる女性職員の方々からお話を聞かせていただきました。JETROや業務内容への理解のみならず、今後の進路や働き方についての考えも深めることができ、非常に貴重な経験ができました。
2019年度参加者の声
就業機関:株式会社ニトリ
文学部2年(就業当時)丸山和紗さん
就活に対する漠然とした不安があったことから、「とにかく行動しないと始まらない」と考えインターンシップに参加しました。ニトリのプログラムを選んだのは、多様な業種を一度に体験でき、自己分析も同時に進められる内容に魅力を感じたからです。
5daysのプログラムの中で、3日目に行った「配転教育体感ワーク」が最も難しく、やり遂げた後の達成感がありました。チームのメンバーが、マーケティング・商品開発・物流の三つの部署に分かれて部署同士で連携して商品を販売し、他チームと売り上げや店舗数を競うという内容で、部署ごとの状況と課題を共有すること、チーム内での自分の役割を明確にすることの大切さを知りました。
初めて参加したインターンシップで、最初は右も左もわからず本当に緊張しました。大切なのは、失敗を素直に受け入れ、それを次に生かそうとすることと、自分の考えたことを正直に発信することだと思います。
他の参加者の体験談を聞いたり、人事部の方と話したりする機会が多く、将来のキャリアについて考えるよい機会になりました。
就業機関:クリエイティブネクサス株式会社(ATPインターンシップ)
教育学部3年(就業当時)A・Sさん
私は昔からテレビを見ることが好きで、どうやって作られているのかなどの裏側を見てみたいと思い、インターンに応募しました。
私はリサーチや買い出し、収録、MAなどを体験させていただいたのですが、ギリギリまで企画や構成をブラッシュアップする光景に感銘を受けました。収録やMAの直前まで台本が何度も修正されていて、やっている最中に変わることもありました。
そこには制作側が視聴者により面白く、より分かりやすく伝えようとたくさんの議論をしており、それぞれのこだわりのぶつかり合いがありました。自分の「好きなこと」を突き詰めることでやりたいことやこだわりも見えてくると思うので、これから就職活動をしていく上でも活きてくると思います。
インターンが終わって一月後にオンエアがあったのですが、長い期間をかけて作ったものが一つになった達成感は、たとえインターンであっても計り知れないものでした。
学生のうちに実際に番組制作を体験できたことは私にとってかけがえのない、貴重なものになりました。
就業機関:独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
政治経済学部3年(就業当時)垣内栄さん
今回のインターンでは、私が以前より途上国へのインフラ輸出に興味があったことが考慮され、新興国ビジネス開発課のインフラ班に配属された。
3ヶ月間の実習を通して、JETROが携わる多くのインフラ案件に関わることができたため、インフラ分野における本機構の主な役割や多様なアクターとの関係性が理解できた。そして、JETROでは日本の国益のためになることであればビジネスモデルのない分野に対しても積極的にサポートすることが可能であると感じた。これは他のアクターには出来ないことであり、公的機関であるJETROならではの魅力であろう。
また、職員の方々が日々こなす仕事を間近で見たことで、幅広い分野の知識を持つことの重要性を再確認できた。学生以上に知識の獲得に貪欲な職員達が日々切磋琢磨する刺激的な環境でインターンができ、とても恵まれていたと感じる。
今回のインターンを通じて公的機関で働くことの魅力を感じ、より自分の適正について明確に見える様になった。この経験は自分のキャリアパスに必ず役立つと確信している。
就業機関:米州開発銀行(IDB)
経済学研究科1年(就業当時)末冨健丸さん
今回、幼少期の頃から国際機関で仕事をする事が夢で、南米の発展途上国の援助に興味を持っていた事もあり、米州開発銀行のインターンに応募させて頂きました。
私は、データサイエンティストとして開発銀行の持つ豊富なデータを活用した南米・中南米のスタートアップ企業の分析や銀行内のデータベースのクラウド化の支援に携わりました。開発銀行が持つリソースをどのように持続可能な開発目標(SDGs)やESG投資などに繋げられるのか、民間企業や政府間と連携しながら議論に参加できたことは大変貴重な経験でした。
持続可能な発展の重要性が高まる中、IDBに在籍するスペシャリストと共に南米・中南米を中心としたプロジェクト運営のノウハウを体系的に学べた事は、今後の自分のキャリア構築において非常に役に立ちました。様々な方向から自分がSDGsに携われる事に気づけた事はIDBでのインターンシップがあったからこそだと思います。
将来、国際機関で働きたい方や南米・中南米地域に興味のある方は是非IDBのインターンに挑戦して頂ければ光栄です。
2018年度参加者の声
就業機関:三井住友海上火災保険株式会社
先進理工学部3年(就業当時)K・M さん
以前から、金融業界特に損害保険会社に興味があったため、インターンに参加することに決めました。
プログラムでは、損害保険特有の間接営業について学ぶロールプレイや、経営マネジメント、損害サポートを体感するグループワークを行います。どれも実際にあったケースをもとにしているため、業務内容をリアルに感じることができました。
また、各日プログラム終了後に内定者からフィードバックを頂けたり、5日間グループワークを共にした仲間から自身の強み・弱みを聞く機会があったのも、自身を客観的に見つめる貴重な体験であったと思います。
秋・冬に開催されるビジネスコンテストや就業型インターン、内定者との座談会などに応募することができるなど、今回のインターンだけで終わらず、次に繋げることができるので、少しでも興味のある方は是非挑戦してほしいと思います。
特に、理系学部生の方は、周りに就活をする人が少ないと思うので、積極的にインターンに参加し、就活の相談をしたり情報共有をする仲間を増やすといいと思います。
就業機関:株式会社共同テレビジョン (ATPインターンシップ)
文化構想学部3年(就業当時)渡邉 咲良 さん
私はテレビ業界で働くことへの憧れがあり、ATPのインターンシップに応募しました。
就業したのはバラエティの制作部門でした。内容としてはリサーチや企画会議、ロケ、編集、ナレーション収録、スタジオ収録と番組ができるまでの一連の流れを見学・体験しました。実際の放送日は就業から期間が開きましたが、テレビの画面を通じて番組を見たときの高揚感は忘れられません。
2週間の就業期間中には番組製作はもちろん、スタッフの皆様のお話を聞くことができました。スタッフの皆様は個性豊かでしたが、一貫して好きなことを仕事にしていることの素晴らしさを教えてくださりました。面白いことが大好きなスタッフが面白さを追求していくという、「好き」を仕事にしている姿は自分の就職活動の軸を固めていく上で非常に重要な気付きを与えてくれました。
熱意あるスタッフの皆様とともに番組制作に携われた経験はとても貴重でしたし今後の就職活動の糧になると思います。
就業機関:株式会社 ジッピー・プロダクション (ATPインターンシップ)
基幹理工学研究科1年(就業当時)ラン エンテイ さん
収録(生放送)当日、カンペ出しの仕事をやらせていただきました。カンペが不十分だと指摘を受け、台本を何回も読み、繰り返しリハーサルを行いました。簡単な作業に見えましたが、実際にどのようなタイミングが良いのか、次の転換はいつなのか、全体の流れを頭で覚えなければなりません。番組の内容にとどまらない、あらゆるところにまで気を配る必要があるのだと知りました。
普段は入ることができないテレビ局の中や、編集所、スタジオの見学、収録現場を体験する機会は、数少ないと思います。特に、たくさん準備をした上で、全員の力を合わせて、番組を完成させた瞬間の達成感に感動しました。
実際の製作現場に携わったことによって、製作会社の仕事内容について理解を深めることができたとともに、自分を見つめ直す機会になりました。今は、放送業界でコミュニケーション力を活用できる職種を目指したいと考えています。
インターンシップは学生として、社会と直面する挑戦であり、自分を見つめる貴重な機会です。もっと多くの方に、インターンシップの魅力を知っていただければと思います。
就業機関:独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
政治経済学部3年(就業当時)望戸 薫 さん
目標の「グローバル人材」となるため、英語力の向上だけではなく世界の多様なビジネスのかたち・価値観を現実の仕事において学ぶ必要があると考えており、その要望にぴたりとマッチするジェトロでのインターンに応募しました。
実際に米メディア記事による米国進出企業の情報収集業務では、各企業の商品や対米販売注力度、路線変更の柔軟性などで類型化したことで、どのビジネスモデルをもつ企業が世の中の変化によりどのような影響を受けるか細かく掴めたと思います。また配属先の皆さんに暖かい雰囲気で迎えられ、他部署の方々を集めてのランチは価値観・視野を広げるきっかけとなりました。国内外で様々な経験を持つ職員の方々のお話を通しジェトロでの仕事や「働くこと」に関して深く考えさせられたからです。
これから参加される方々には、同じようにインターンで成し得たいことを軸に業務以外の面でも積極的に学ぶことを強くおすすめします。私は世界をまたいだ仕事のイメージを深められましたし、この経験が就職活動でも活かされると確信しています。
就業機関:米州開発銀行(IDB)
国際コミュニケーション研究科2年(就業当時)鉾之原 憲治 さん
私の夢は世界をより良い場所にすることであり、学部生だった時から開発銀行の世界に与えるインパクトに気付き、そういった組織に憧れを持つようになりました。その中でも自分のもう一つの母国(コロンビア)へのドナーである米州開発銀行(IDB)には特に興味を持っていて、国際機関に入るのはとても難しいことから、インターンシップを通して自分の実力を知ってもらい将来につなげるのがとても良い方法だと知っていたために参加を決めました。
IDBでの仕事はとても興味深く、具体的には私は移民に関するテーマをリサーチしながら、その情報をもとに様々なポリシーやツール等を作っていました。その場では、私はインターンであるにも関わらず、スタッフやコンサルタントと同じように仕事をすることが出来たのが本当によかったです。
IDBと言うのは、仕事だけでなくそこで知り合うことのできる人の良さがハイライトであり、さらにワシントンDCと言う多くの出会いの場、学びの場がたくさんある素敵な街で住めるのも、さらにインターンシップの経験を素晴らしいものにします。将来世界で活躍したいと言う方は、是非IDBでのインターンシップをお勧めします。
就業機関:東京ベイヒルトン株式会社
教育学部3年(就業当時)周 昊婷 さん
わたしがこのインターンシップへ参加した理由は、就活前に「おもてなし」を世界中のお客様にどのように届けているのか、そしてその仕組みを自ら学び、実践したいという想いから、ホテル業界の仕事に自分との適性があるのかを確認したいと思ったからです。
実際に5日間のインターンシップを行ったことによってお客さまとの対応の距離を現場で知ることができ、どんなに忙しくても対応は素早く的確でいることが重要だと身にしみてわかりました。また、社員の方々とお話をする機会ではたくさん会話をし、その会話の内容を分析することによって多くのことを学べると同時にわたし自身の成長のビジョンがより具体的になりました。
インターンシップに参加する際、どの業界に行くか迷ってしまう場合があります。
そんなときはあえて自分に挑戦がある業界に参加することをお勧めします。インターンシップを通じて普段では体験できない具体的な仕事内容が得られるので、迷わず勇気を出してエントリーしてみてください!
2017年度参加者の声
就業機関:三井住友海上火災保険株式会社
商学研究科1年(就業当時)張 潔さん
三井住友海上の説明会に参加したことをきっかけに、インターンに参加することを決めました。
唯一の外国人としてインターンに参加するのは、正直大変だったのですが、気づきや勉強になったことも非常に多かったです。意識的にニュースを読むこと、ニュースを読むだけでなくしっかりと自分の意見を持つこと、失言を恐れずどんどん発言していくこと、主体意識を持ちながらワークに飛び込むこと、好奇心を抱きいろいろなことに「なぜ」と聞くことなどです。
主体意識を持って、業界を絞らずに様々な企業の説明会や興味のあるインターンに参加することをお勧めします。積極的に参加することによって、自分に向いている業界や企業はどこか、なぜ向いているのか、はっきりしてくるはずです。ただ向いていそう、向いてなさそうではなくて、インターンシップを通してこれらの具体的な理由がわかってくるので、業界研究や企業研究としてインターンシップに参加することは本当に有意義だと思います。
就業機関:株式会社ザ・ワークス(ATPインターンシップ)
法学部3年(就業当時)羽根田 翼さん
私はテレビ業界に将来入るという明確な目的をもって、その準備として業界の仕事内容を学び体験するためにATPサマーインターンシップに参加しました。
一か月近くに及ぶ就業期間中、リサーチや企画会議、ナレーション撮りや編集作業の見学、ロケ同行からスタジオ収録まで様々な形でテレビ番組が作られる過程を体験することができました。自分が関わった番組が実際に放送され、SNS等でその反響を知ることができたときはこの上ない達成感と嬉しさを感じました。会社の方たちが『伝えたい』ことについて寝る間も惜しんで汗水たらして奮闘する姿を目の当たりにするだけでも充分価値があると思います。このインターンシップを通してテレビ業界に入りたいという思いから、実際に業界に入ってどのようなことがしたいのかという具体的な目標も見つけることができました。
また業界の裏話も聞くことができます。テレビ業界に興味のある人はこのインターンシップに参加して多くのことを吸収してみてください。
就業機関:JETRO
政治経済学部3年(就業当時)葉山 帆月さん
私は米国交換留学を通じて、グローバルに働きたいという漠然とした想いを持っていました。キャリアセンターのホームページを通じて、「ジェトロセンサー」等の刊行物でも馴染みが深く、中小企業を中心とした日本企業の海外進出をサポートする機構であることから、ジェトロのインターンシップに応募しました。2週間のインターンシップ期間中は主に、スポーツ関連企業の海外進出と海外マーケットの最新の動向調査・分析方法を学びました。
今回のインターンシップを通して、日本を世界に発信できる仕事がしたいという思いが高まりました。就業体験をさせて頂いたジェトロには、社会の役に立ちたい、日本をもっと元気な国にしたいという思いで働いている職員の方が大勢いらっしゃいました。社会貢献にはいろいろな形がありますが、その中でも世界と日本をつなぐようなキャリアを築きたいです。そのために、各業種や企業において、どのような形で自分がしたい社会貢献ができるのか、これからの就職活動で明確にしていきたいです。