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公認プログラムWIN 行政コース体験談

2019年度参加者の声

就業機関:美濃加茂市(岐阜県)
人間科学部3年(就業当時)野邊渉さん

私が本プログラムを志望した理由は、公務員を将来の選択肢の一つとして考えていて、公務員として働く自分をより具体的に体感したいと考えたからです。
就業先としては、美濃加茂市を選択しました。私自身が地方出身であり、地方で働くことに興味を持っていたことと、美濃加茂市の多文化共生への取り組みや総合戦略を魅力的に感じたことが選択理由です。
就業部署は、経営企画部企画課でした。印象に残った経験は、新庁舎整備構想に関して、市長と市民が語り合う「市長と語る会」に参加した経験です。会の運営や説明資料の準備等、陰で市長を支える企画課の方々の取り組みに感銘を受けました。
縁もゆかりもない美濃加茂市に就業しましたが、市役所の方々に大変温かく迎えていただきました。初めて訪れる場所でも心配いりません。本プログラムには、公務員を志望するか迷っている学生にこそ、積極的に参加して欲しいです。就業前や就業後に取り組む課題も多いですが、その分目的を持って物事に取り組むことと振り返りを行う大切さも学ぶことのできるプログラムです。

就業機関:唐津市(佐賀県)
法学部3年(就業当時)金田萌香さん

私がWIN行政プログラムに応募したのは、地方公務員として働くイメージを掴みたかったからです。国家志望でしたが、固定観念に囚われるのはもったいないと感じ、地方でのインターンへの参加を決めました。
このインターンではインターン生が私一人だったこともあり、唐津市の方は可能な限り私の希望に沿ったプログラムを組んでくださいました。地元の高校生との意見交流や地元企業へのヒアリング、観光地訪問など、様々な種類の有意義な経験ができました。
今回のインターンで切実に思ったことは、自ら学ぶ意思が必要だということです。市役所の方は熱心にインターン生に向き合ってくださるので、知りたいことややりたいことはどんどん伝えるべきだと感じました。
地方公務員を目指していない方にも、地方での就業をお勧めします。財政面など制約のある中で、地方をより良いものにしようと奮闘する職員の方の姿は刺激になりました。将来を考える上で大変参考になりましたし、仮に地方公務員を選ばなかったとしてもこの経験はきっと役立つと感じます。

2018年度参加者の声

就業機関:荒川区
内定先:三菱食品株式会社
教育学部3年(就業当時)佐藤辰哉さん

私は、就職活動を意識し始めた学部3年の4月にWINの存在を知り、当時、漠然と公務員を志望していたこともあって行政コースへの参加を決めました。
就業先である防災街づくり推進課の方々は私を快く迎えていただき、充実した実習となりました。デスクワークを行うだけでなく、会議や視察、さらに地域の方々と交流できるイベントにも参加させていただき、地域住民と密接に関わり合いながら業務を進める公務員の働き方を体験することが出来ました。
実習を終えて、私は将来の進路を考え直し、公務員ではなくあえて民間で働く道を選択しました。本当の行政の現場を知れたことで自分の適性にあった最適な進路選択することが出来たと思っています。
このように、WIN行政コースは、普段は知ることのできない公務員の姿を知ることで自身のキャリアを考え直すきっかけになります。公務員を志望している方はもちろんですが、まだ将来のビジョンが固まっていない方も、是非WIN行政コースに参加してご自身のキャリアと真剣に向き合ってみませんか。

就業機関:北海道
法学部3年(就業当時)村山 亮 さん

WIN行政プログラムに取り組んだ理由は、地方自治、特に広域行政の仕事に興味があったこと、10日という長期に渡って行政機関でインターンシップができること、この2点です。
私は北海道の宗谷総合振興局、渡島総合振興局にそれぞれ5日間就業し、農政や地域振興に関わる仕事に携わらせていただきました。庁舎内での勤務が中心になるのかと考えていましたが、農家さんのお宅にお邪魔させていただいたり、国際交流イベントに参加させていただいたりと、様々な人々と関わることになりました。公務員でも、柔軟に、自分の意見を伝えたり、相手の意見を聴いたりすることの重要性を実感しました。また、国でも市町村でもない都道府県の役割を知ることを通じて、都道府県の仕事に対する魅力を感じることができました。
日頃私たちと接する機会の少ない行政官、特に都道府県職員の仕事は、よくわからないと思いますし、私自身就業するまで、よくわかりませんでした。実際に業務に携わることで、多くの気づきを得られます。少しでも興味があれば、ぜひ挑戦してみませんか。

就業機関:南会津町
文化構想学部3年(就業当時)渕上 千咲 さん

元々公務員になるか民間で働くのかを悩んでいたこと、地方への関心があったことから、
公務員としての働き方や地方で求められていることを学びたいと思い、南会津町を就業先として選びました。
受入部署である総合政策課では、町内視察や地域振興に関する打ち合わせを通じて地方課題について考え、最終的には町の地域振興に関する提言をさせていただきました。また、他部署の実習では、有害鳥獣対策の現場で猿の追い払いやドローン調査を行うなど、地方ならではの経験をすることができ、充実した実習期間であったように思います。
この実習を通じて、私は「何のために働きたいのか」を考えるきっかけを得ました。公務員の立場から熱い思いをもって町の未来を考えている人もいれば、民間の立場から町を支えたいと思っている人もいて、自分の生活の大部分を占める仕事において、「何のために働くのか」という点は働くうえでとても大切なのだなと感じました。他にも、働くうえで大切にしたい価値観をたくさん見つけることができたので、ぜひ参加をおすすめしたいです。

2017年度参加者の声

就業機関:北海道石狩振興局社会福祉課
内定先:札幌高等裁判所(裁判所事務官一般職)
法学部3年(就業当時)大野 智絵 さん

私は高校生の頃から公務員として刑事司法に携わりたいと思っていました。そのため公務員として働く心構えを学びたいと思い、10日間という比較的長期間仕事を経験できるWINのプログラムに参加しました。
就業内容は主に社会福祉関係の業務を講義形式で教えていただいたり、社会福祉施設に行って活動内容を見学したり、実際に申請書を拝見して審査をしたりなど、多岐に渡りました。住民と直接接する機会もあれば国からの通達の内容を運用するために制度自体を見直す業務もあり、就業を通して「組織の中で働く公務員」としての心構えと、「住民との接触を通してサービスを提供する公務員」としての心構えの両方を学ぶことができました。
インターンシップを通して、公務員として働きたいという意欲が高まった一方、自分には国家公務員の方が向いているのではないか、という気づきも得られ、進路選択の上で大変為になりました。公務員を志望している人も、まだ決めかねている人も、WINのプログラムを通して将来について時間をかけて考える機会にしていただければと思います。

就業機関:糸魚川市
文化構想学部3年(就業当時)皆川 玲央 さん

私は地方行政の仕事に興味があったこと、10日という期間にわたって受け入れてくださる行政のインターンシップがあまりないこと、また事前準備や事後研修といった就業期間外のフォロー体制も充実していたという理由から、WINのプログラムに参加しました。
私は新潟県糸魚川市役所に就業し、地域振興や移住に関わる仕事に携わらせていただきました。デスクワークが中心かと思っていたのですが意外と外に出ることが多く、住民の方々の地域会議に参加させてもらったり、時には直接家に上がらせてもらったりと住民の方との距離の近さが印象的でした。また、その近さゆえに住民と行政の対立や認識のズレといったことも肌身で感じ、自分の将来を考えると身の引き締まる思いでもありました。そうした経験を通して、行政の役割や責任を知るとともに、公務員の仕事に対する魅力ややりがいを強く感じることができたように思います。
実際に業務に携わることでしか気づくことができないこともたくさんあります。少しでも興味があるなら、ぜひ飛び込んでみてはいかがでしょうか。

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