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人間の主体的な学びと成長を促す教育システムの開発・改善方法を探究

情報と意味をつなぐプロセスに、教育が重要な役割

私たちは日々多くの情報に接し生活しています。しかし情報はそのままでは単なる情報に過ぎず、個々人の中に取り込まれ意味付けがされて初めて、自身の学びや成長に役立つものになります。私の研究室では、教育を「情報と意味の世界をつなぐためのシステム」と捉え、真に人を育てることのできる教育システムの開発や改善を目指し研究を行っています。世界的な潮流として今、従来の一方向的な教育ではなく、アクティブ・ラーニングに代表される主体的で対話的な学びが重要視されています。教育の明日を考える上で、教育心理学や教育システム開発を学ぶ意義は増していると言えます。

学校教育の枠を超えて「教えること」の本質を探る

ゼミの学生が選ぶ研究テーマは学校教育にとどまらず、コミュニティにおける多文化教育や、所属するサークルの組織、リーダーシップについてなど多岐にわたります。人間を中心として、学校教育の枠にとらわれない幅広い角度から「教えること」の本質に迫っていけるのも人間科学部ならではの学びの面白さでしょう。また、国内外の教育関連企業や小中学校などと連携したフィールドワークも活発に行っています。現場のニーズや課題について、実践の内側にいる人の視点から理解を深め、関係者と対話を重ねながらより良い方法を模索する経験は、社会に出てもあらゆる場面で活きてくるはずです。


井上 典之 Inoue Noriyuki

人間科学部 人間情報科学科 教授

大阪大学基礎工学部卒業、ハーバード大学大学院修了、コロンビア大学大学院修了。博士(教育心理学)。大阪府立高校教諭(数学)、サンディエゴ大学准教授などを経て2017年より現職。専門は教育システム開発、教育心理学、アクション・リサーチ。

※掲載情報は2020年度内の取材当時のものです。

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