小学生の頃から取り組んできた陸上競技をさらに高いレベルで続け、勉強もおろそかにはしたくないという思いがあり、どちらもトップレベルで両立できると考えて早稲田を選びました。スポーツ科学部での知見を競技生活に活かせたらと取り組んだ学びのなかで、裏から支える人たちの目線でスポーツを見るという新しい視点を知り、中でもその魅力を発信して集客につなげるなどビジネスとしての観点から学ぶスポーツビジネスに興味を持ちました。2年次からはスポーツビジネスコースに進み、ゼミではスポーツマーケティングについて研究しています。「ラグビーをもっと魅力的にするには」という課題に対し、トップリーグや大学ラグビー選手権の会場に赴き、自分たちでアンケート調査を行うなど実地での活動も経験しました。
高校までは全国が最終目標だと考えていました。早稲田には向上心にあふれた人が全国から集まっていて、世界で戦う同級生も多くいます。彼らから多くの刺激をもらったことで、部活の面でも学業の面でも、今まで当たり前にあった「日本基準」が「世界基準」にまで大きく変化したと実感しています。
高柿 裕斗 Takagaki Yuto
岡山県立岡山城東高校出身
スポーツ科学部 スポーツビジネスコース 4年
※掲載情報は2021年度内の取材当時のものです。