小さい頃からレゴブロックなどものづくりが好きだったことに加え、小学生の時に起きた震災で、人が入れない場所で活躍をするロボットをニュースで知り、さらに興味を持ちました。早稲田は、実際にものづくりを通して学べるところに惹かれ、中でもロボットで有名な総合機械工学科を選択。現在は所属する岩田浩康研究室で、災害救助の場面でのドローン活用法などを研究しています。ドローンは、認知的な面でたくさんの画像を取得できます。その画像もそのまますべて提供するのではなく、適切な画像を絞って提供する方が効率が良いということが分かってきました。研究室ではテーマ毎に幾つかの班に分かれます。遠隔操作や認知といった共通項のあるリハビリ支援班や【第三の腕】班など、テーマの異なる他の班とも互いの知識を活用しあったり、議論したりすることでたくさんの刺激をもらっています。
今後も災害などの有事に備えたダム建設やトンネル工事、復旧作業など、遠隔操作の技術活用にも携わっていきたいと思い、卒業後は大学院へ進学します。引き続きドローンの研究を継続・発展させていきたいと考えています。
本橋 周太郎 Motohashi Shutaro
群馬県立太田高校出身
創造理工学部 総合機械工学科 4年
※掲載情報は2021年度内の取材当時のものです。