Admissions Center早稲田大学 入学センター

スポーツ障害と体組成についての研究が一般の人を健康にする環境への興味に発展

中学生から続けてきた陸上競技でけがや障害で引退する選手を見て、コンディション調整や障害予防を医科学的に研究してみたいとの思いでスポーツ科学部に入学しました。早稲田は最先端の研究テーマとそれを支える設備が整い、先生方も国のプロジェクトへの参加や選手育成を担うなど実務家が多く、知見が社会で活きることを実感しながら研究できる点も魅力です。私はスポーツ科学を基礎から学んだ後、2 年次後期からは鳥居俊先生の運動器スポーツ医学研究室で、DXA 装置という精密測定装置なども使ってアスリートのトレーニングと骨密度等の体組成の関係を研究しています。以前の研究では競技種目によるトレーニングの違いがアキレス腱の形態に影響するのではないか?という仮説を立て、周囲の選手を対象に調査を行いました。仮定を実証する結果は出なかったものの、こうしたテーマは選手たちも協力的で関心も高いと実感しました。私自身も仮説から検証まで研究に必要なプロセスを体験できたのはメリットでした。現在は膝の軟骨と運動経験の関連性に着目した研究を計画中で、あまり研究されなかったテーマだけに新たな発見に期待しています。将来はアスリートのスポーツ障害から一般の方の健康へと視野を広げて、そこで暮らす人々の健康寿命の延伸や介護予防など、健康にも配慮した街づくりに携わることも考えています。


堀 明日香 Hori Asuka

広島県立世羅高校出身
スポーツ科学研究科修士課程1 年
2018 年スポーツ科学部卒業

※掲載情報は2018年度内の取材当時のものです。

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