Waseda Institute for Sport Sciences早稲田大学 スポーツ科学研究センター

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第159回スポーツサイエンス研究会を開催しました

2016年9月13日(火) 16:00~

所沢キャンパス100号館205教室

「Omega-3 derived lipid mediators, do they have a beneficial role for the patient and the performer ?」

Senior Lecturer. Martin R Lindley

(Loughborough University, UK)

今回のスポーツサイエンス研究会では、呼吸器の専門家であるLoughborough UniversityのMartin R Lindley先生にご講演いただいた。今回の講演では、まずLoughborough Universityの紹介とLindley先生の所属するTranslational Chemical Biology Research Groupのメンバーおよび研究内容を紹介していただき、その後、Lindley先生がこれまで行ってきた脂肪酸摂取に関する研究についてご講演いただいた。これまで脂肪酸は特に心血管疾患の改善に効果があると知られていたが、近年、2型糖尿病や一般的な炎症性疾患、ガンの改善にも効果があることが報告されている。今回は、脂肪酸の中でも特に魚油に多く含まれているオメガ3脂肪酸の健康に対する最新の知見を中心にご紹介いただいた。オメガ3脂肪酸の一種として、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が知られており、DHAやEPAの摂取による健康効果とそのメカニズムについて解説していただいた。オメガ3脂肪酸の健康効果については、特に抗炎症作用や抗酸化作用、気管支喘息の改善効果に関する研究をご紹介いただき、さらに、オメガ3脂肪酸の摂取とスポーツパフォーマンスに関する最新の研究まで解説していただいた。本研究会では、教員、大学院生、学部生、研究員、関係者を含め、約30名程度が出席し、講演後に非常に活発な質疑応答が行われた。研究会終了後には、個別に研究相談や質疑を行う学生もおり、本学術院の国際力向上を目指す学生や関係者にとって大変有意義なものになった。IMG_5901 IMG_5913

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