• 概要

Overview

概要

概要

本事業の目的

蓄電池は、カーボンニュートラル社会、そしてデジタル社会の実現において欠かすことのできないキーデバイスであり、日本の重要戦略物資です。経済産業省は、2030年までに年150GWhの蓄電池製造能力を国内で確保することを目標としており、サプライチェーン全体で3万人の人材が必要と試算しております。

このような、蓄電池市場の拡大に伴う深刻な人材不足を背景に、産官学が連携して教育プログラム(リ・バッテリー・アカデミー)を構築すべく、文部科学省令和7年度補正予算「産学連携リ・スキリング・エコシステム構築」事業に応募、採択されました。

本プログラムは、蓄電池の材料からリサイクルまでのサプライチェーン全体を俯瞰し、経済安全保障や環境影響評価などの戦略立案も行える「バリューチェーン・アーキテクト」的人材の育成を目指します。

対象層

  • 蓄電池関連企業およびその他の企業の社員(技術系・企画系)
  • 官公庁・自治体の政策担当者
  • 蓄電池分野へのリスキリングを希望し、共同研究や大学院進学を視野に入れている方

育成する人材像について

蓄電池は、カーボンニュートラル社会およびデジタル社会の実現に欠かすことのできないキーデバイスであり、日本の重要戦略物資です。その蓄電池産業の発展を支えるためには、技術的専門性と産業的視野を併せ持つ人材の育成が不可欠となります。
本プログラムでは、蓄電池の資源・材料・製造・評価・利用・循環・環境評価に至るまで、サプライチェーン全体を俯瞰できる高度専門人材(ルーブリック評価におけるA~A+レベル)を育成します。

ルーブリック評価項目

評価項目 A+ A B C
専門性:
蓄電池の技術知識+社会情勢の理解
・蓄電池分野に加え、関連する他分野の知識を統合し、次世代の技術動向や市場課題に対して独自の深い洞察を提示できる ・蓄電池の複数の主要技術やプロセスと社会情勢の関連性を正しく理解し、標準的なビジネスプランや研究計画に反映できる ・蓄電池における自分自身の専門分野の原理や特性を正しく理解し、説明できる ・講義で扱った蓄電池の基礎用語や原理、および現在の市場動向について概ね理解し、説明することができる
実践力:
自ら課題を見つけ、事業化、共同研究、博士・修士研究へつながる解決策を提案できる
・自ら立案した解決策をもとに、具体的な新事業の立ち上げ、共同研究の開始、あるいは博士・修士論文の主要な研究課題としての採択が確実視されるレベルの高度な計画を提示できる ・設定された課題に対し、論理的な根拠に基づいた現実的な解決策を提示し、将来的な事業化や共同研究への発展可能性を具体的に示すことができる ・自分自身の専門領域に関連する具体的な課題を特定し、既知の手法を用いて研究テーマや業務改善案として成立するレベルのアプローチを組み立てることができる ・提示された課題の背景を理解し、講義内容を応用して、今後の研究や実務に活かせる一定の回答を導き出すことができる
協働・発信:
専門外を含む他者を巻き込み、伝える力
・専門性の異なる多様な関係者に対し、最適な表現で検討結果を伝え、共感や協力を引き出すリーダーシップを発揮できる ・自身の考えを論理的かつ平易に記述・発表でき、チームでの合意形成や円滑な連携に貢献できる ・自分自身の専門知見に基づいた意見を明確に述べることができ、担当範囲における役割を果たすことができる ・基本的な報告・連絡・相談ができ、他者の意見を尊重しながらワークショップや演習に参加できる