早稲田大学スーパーグローバル大学創成支援 数物系科学拠点のJoint appointment教授であるTayfun E. Tezduyar教授(Rice大学)が、U.S. Association for Computational Mechanics (USACM) の John von Neumann Medalを受賞しました。
本賞は、長年にわたり計算力学の分野で傑出した貢献をした個人を称えるもので、USACMが授与する最高の賞となります。メダルは2年に1度開催されるUSACMで授与され、本年は米国ニューメキシコ州アルバカーキで開催された第17回U. S. National Congress on Computational Mechanicsで授与式が行われました。
- John von Neumann Medal (USACM)
- Tezduyar教授の受賞スピーチ
Tayfun E. Tezduyar教授(Rice大学)は、2017年から本学のJoint appointment教授に就任して学生の指導にあたるとともに、数物系科学拠点長の滝沢研二教授と共同で流体-構造連成問題の数値解析手法やその応用に関する研究を進めています。様々な気体や液体といった「流体」の動きをシミュレーションで再現することにより、大動脈弁および大動脈を含む生体内の血流、NASAの火星探査機用パラシュート、自動車タイヤの空力特性などの解析への応用が進められています。