2022年3月13日から18日にかけて「International Workshop on Reliable Computing and Computer-Assisted Proofs (ReCAP 2022)」を開催しました。
本ワークショップの目的はコロナ禍のため滞っていた国内外の研究者との議論を促進し、人的交流や問題共有を行うことでした。それを新しいオンライン手法で実現し、33名の研究者による講演が行われました。時差の問題を解決するため、参加者には録画した講演動画を視聴してもらい、質問事項は事前にビジネスチャットツールSlackの専用チャンネルに投稿してもらうという方法をとりました。当日講演者は3分間で自身の発表をまとめ、質問に答える時間は7分間です。国内外合わせて50人以上の研究者が参加しました。また、学生セッションも2つ設け、本学を含め7名の学生が発表を行いました。
会期中は毎日議論が白熱し、ときには深夜0時以降も続きました。アンケート結果からは参加した研究者の満足度が非常に高かったことが伺えます。本ワークショップがかつては当たり前だった交流の機会を取り戻すきっかけになることを願います。