Frontier of Embodiment Informatics: ICT and Robotics, Top Global University Project早稲田大学 ICT・ロボット工学拠点

海外派遣学生

木村 卓雄
Takao KIMURA

  • 派遣期間:
    平成29年12月~平成30年1月
  • 派遣先大学:
    University of California, Davis (UC Davis)
  • 派遣先国・地域名:
    アメリカ・カリフォルニア

 

派遣プログラムの内容について

スーパーグローバル大学創成支援(SGU)のプログラムにより、アメリカ・カリフォルニア州のUC Davisで4週間留学させていただきました。滞在中はDepartment of PharmacologyのProf. Satoの研究室に所属し心臓のシミュレーションの研究を行いました。

 

学習成果について

初日に研究室の他の学生に日本での研究発表を行いました。バックグラウンドの知識が全く違うネイティブに対しての研究発表は非常に難易度が高かったですが良い経験になりました。

研究に関しては心筋細胞の活動電位を数値計算することでシミュレーションを行いました。自分の研究においてプログラミングを使用する機会がない為ハードルの高い研究内容でしたがProf. Satoの指導のもと研究を行いました。今回、心筋組織の不整脈に対してのペーシングにフィードバック制御を組み込むことで、シミュレーション上で不整脈を抑えることに成功しました。これにより将来的なペースメーカーに利用可能な新規的なデータを得ることができました。

 

 

海外での経験について

今回の留学が初めての海外での長期的な滞在でした。カリフォルニア州デービスはアメリカの中でもとても治安が良い地域と聞いており実際に滞在中トラブルに巻き込まれることなく、異国の地において単身で生活するには絶好の環境でした。生活では頼る人がいないネイティブの環境で英語のコミュニケーションをすることによる英語能力の伸びが段違いであることを感じました。また海外の知らない土地で自炊しての生活が私にとっては非常に自分の成長に繋がったと思います。週末は研究の息抜きの為、サンフランシスコやサクラメントといった都市へ観光しに小旅行をしておりました。

 

 

今後の進路への影響について

今回の短期留学を通して将来海外で働きたいという願望がより一層高まりました。また今回の留学生活においてコミュニケーションをとる上で伝えたくても伝えないもどかしさを感じる場面が多々ありました。これよりもっと英語を学ぶ必要があると感じました。日頃から少しずつ英語の能力を伸ばし学生のうちにもう1度英語圏での留学をしたいと考えております。

 

その他

今回、海外派遣制度で支援していただき誠に感謝しております。私のように留学願望がありつつも金銭的な問題から悩んでいる学生は多くいると思います。海外での研究生活は英語の勉強に留まらず様々な面で日本では経験できないような問題に直面し成長につながりました。留学のチャンスが少しでもあるならば積極的に挑戦するべきだろ今回身を持って体感しました。

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