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【開催報告】2026年度 日本学術振興会特別研究員(DC) 応募チャレンジセミナー

【開催報告】2026年度 日本学術振興会特別研究員(DC) 応募チャレンジセミナー

0409

THU 2026
Place
戸山キャンパス33号館3階第一会議室
Time
10:00〜12:00
Posted
Thu, 09 Apr 2026

早稲田大学総合人文科学研究センター(以下、人文研)では、キャリア初期研究者支援の一環として、毎年≪日本学術振興会特別研究員(DC)≫応募チャレンジセミナーを実施しています。今年度は対面形式で実施いたしました。本セミナーの目的は、特別研究員経験者に直接、自身の体験を述べてもらうことにより、キャリアの第一歩を踏み出す大学院生の一助となることです。

大稔哲也先生(当センター所長)

最初に、大稔哲也所長に挨拶をいただきました。大稔所長からは、自身の審査員経験も踏まえたDCへの応募に関するアドバイスのほか、アーリーキャリアにある硏究者のキャリア形成のポイント、国際的な研究成果の発信・研究ネットワーク構築の重要性をお話しいただきました。
次に、文学学術院事務所の担当者から「DC応募に際しての諸注意」が共有されました。特別研究員制度の概要や早稲田大学が提供している各種支援などが説明されました。

「DC経験者からのアドバイス」では、特別研究員経験者の大澤茉歩助手が、DC申請・採用のメリットや、自身のDC2採択までの道程を踏まえた事前準備におけるアドバイス、またDCに限らず競争資金に申請する意義などを述べました。

大澤茉歩氏(当センター助手)

「申請書のポイント紹介」では、特別研究員採用経験者であり本学の博士後期課程に在籍している北村成世氏、寺島奈那氏に、申請書を執筆する際の具体的なポイントを紹介していただきました。両氏からは、応募要項を読み込むことや情報収集の重要性、審査区分と小区分についての捉え方といった基礎的な話題から、申請書の各セクションを書き上げる上で注意すべき点・テクニックといった発展的な話題まで、幅広く知見をご共有いただきました。

北村成世さん(本学文学研究科/日本学術振興会特別研究員DC1)

寺島奈那さん(本学文学研究科/日本学術振興会特別研究員DC2)

その後の質疑応答では、事前アンケートにて寄せられていた多岐にわたるご質問(修士1年時に行っておくべきこと、審査区分の選び方、申請書の添削者の探し方、言語表現(専門用語)の工夫方法、自身の研究のアピール方法、DC1での研究計画の考え方に加え、その他、研究への取り組み方や博士課程進学を決めた理由など)に、3名の登壇者より応答されました。またその後、フロアと登壇者とで活発な質疑がなされました。

最後に、リーブズ・クリストファー副所長から、外国語での論文の執筆や海外での研究にもチャレンジすることの重要性が述べられました。単に業績としてのみならず、研究の理解を深めるという点でも、文学研究科生にはDCのみならず上のことに挑戦して欲しいとして結ばれました。

リーブズ・クリストファー先生(当センター副所長)

本セミナーの録画(質疑応答を除く)は、後日、早稲田大学の文学研究科生向けに期間限定で公開する予定です。本セミナーを通して、大学院生が申請書の執筆やDC挑戦の意義について認識を深め、積極的に特別研究員に応募するきっかけとなれば幸いです。

 

以上
(記:道下拓哉)

開催詳細
  • 日時:2026年4月9日(水) 10:00~12:00
  • 形式:対面のみ
  • 参加者:文学研究科在籍者 38名
  • 講演者

① 所長挨拶:大稔哲也 (総合人文科学研究センター所長)
② DC応募に際しての諸注意:文学学術院事務所
③ DC経験者からのアドバイス:総合人文科学研究センター助手 大澤茉歩(専門日本美術史/令和7年度DC2採用者)
④ 申請書のポイント紹介(文学研究科博士後期課程在籍者2名)
・北村成世(専門:旧石器考古学/令和6年度DC1採用者)
・寺島奈那(専門:古代ギリシア哲学/令和7年度DC2採用者)
⑤ トークセッション、質疑応答:大澤茉歩、寺島奈那、北村成世〔司会:総合人文科学研究センター助手 道下拓哉〕
⑥ 閉会の辞:リーブズ・クリストファー (総合人文科学研究センター副所長)