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【開催報告】日本中東学会第31回公開講演会「パレスチナ 《民族抹消》としての文化的ジェノサイド」

【開催報告】日本中東学会第31回公開講演会「パレスチナ 《民族抹消》としての文化的ジェノサイド」
Posted
2025年11月26日(水)

「拡大するムスリム社会との共生:歴史的背景とグローバル化」研究部門では、日本中東学会第31回公開講演会「パレスチナ 《民族抹消》としての文化的ジェノサイド」を開催いたしました。

講演会詳細

森山央郎・日本中東学会会長の挨拶に続き、岡真理・早稲田大学教授による講演「ガザの《ジェノサイド》と文化破壊」が行われた。休憩の後、講演内容に対して三名のパネリストからの応答がなされた。まず松本ますみ・室蘭工業大学名誉教授が中国の新疆ウイグル地区に対する政策、北原モコットゥナシ・北海道大学教授が日本のアイヌモシリの歴史と現在、鵜飼哲・一橋大学名誉教授が入植者植民地主義などの観点からコメントがなされた。それらを受けて講演者とパネリストの四者でディスカッションが行われた。会場からの質問への応答の後、鵜飼氏の総括によりパネルディスカッションは終了した。最後に、大稔哲也・早稲田大学総合人文科学研究センター所長が閉会の挨拶を行った。会場には66名の参加者がおり、オンライン登録者は110名を数えた。