【開催報告】「COVID-19を経験した社会の人文学」第2回研究会
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MON 2025- Time
- 19:00~20:40
- Posted
- 2025年10月30日(木)
「COVID-19を経験した社会の人文学」
第2回研究会
概要
2025年6月23日(月)19:00~20:40、オンライン開催
内容
- 発表者:石田光規教授、 参加者:15名
- 発表タイトル:私たちはどうつながっているのか?:いくつかの調査結果から
コロナ後の私たちの「つながり」の実情について、2023年に実施された「人々のつながりの実態把握に関するアンケート調査」(生協総合研究所)をもとに報告した。その結果明らかになったのは、25歳から54歳の現役世代において、つながりが縮小している事実である。たとえば、一緒に出かけたり、食事をしたりといった個人的なつきあいのない人は約3割におよび、わずらわしくても密接なつき合いのある社会より、さみしくても個人の自由を尊重してくれる社会を望む人は66%であった。調査結果を踏まえて、つながることをあまり望まれない世の中で、つながりをどうお膳立てしていくかについて議論がなされた。