開催概要
本講座は、英語で研究論文を書く際に欠かせない「引用」の技術を学ぶミニレクチャーです。参考文献を正しく、そして効果的に活用するためのコツを、具体例と演習を通じて学びます。文献の情報を言い換え、要約して自分の論文に取り入れる方法、複数の文献を統合して説得力のある議論を組み立てるスキルに加え、適切な出典の示し方や引用文献リストの作成ルールもカバーします。
また希望者には、英文の要約・引用の仕方の個別添削を行います。ご自身の論文執筆にすぐに使えるテクニックを身につけることができます。
※授業中の講師の説明や指示は英語で行いますが、授業で提示するスライドや教材等の一部で、理解を助けるための日本語表記を含みます。
講師:早稲田大学アカデミックソリューション講師
日時:2025年5月14日(水)2限(10:40~12:20)
場所:31号館1階103教室
使用言語:英語(TOEIC 500以上目安)
対象:早稲田大学大学院文学研究科生
定員:25名
申込期限:5月7日(水)23:59
申込方法:こちらから申請してください
講座内容
(1) 言い換えの技術(Restating Techniques)
・パラフレーズと要約
・異なる情報を整理し、効果的にまとめる
(2) 参考文献の適切な記載(Acknowledging Sources)
・APAスタイル、シカゴスタイルの基本
・文献リストの書き方、本文内の引用方法
(3) データの表現方法(Representing Data)
・表やグラフの使い方、本文内の提示方法
レッスン後の課題(希望者のみ、定員15名)
・要約・出典をつける練習問題(300ワード以内)を専用学習サイト(QuonJuku)にご提出いただきます。講師からの個別フォードバックを受けられます(1人あたり1回)。
提出締切:5月21日(水)23:55
※講師からの個別フィードバックは1週間程度で返却します。