早稲田大学総合人文科学研究センター〈イメージ文化史〉部門主催
国際シンポジウム ビザンティン聖堂壁画の世界
- 2024 年5 月18 日(土)13~18 時
- 早稲田大学戸山キャンパス39 号館2 階美術実習室
- 主催:早稲田大学総合人文科学研究センター〈イメージ文化史〉部門/早稲田大学美術史学会
- 後援:在日ギリシャ大使館(ギリシャ・日本観光文化年参加企画)
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後期ビザンティン美術研究の第一人者、ギリシア国立テサロニキ大学のA・セモグルウ教授を招き、新発見の聖山アトスの壁画を中心にした講演をしていただきます。それに合わせて、日本のビザンティン美術研究者が様々な視点から、ビザンティン聖堂壁画を論じます。一般参加歓迎。お問い合わせ:益田朋幸(早稲田大学)[email protected]
研究発表
- 瀧口美香(明治大学)
「聖母伝サイクルの東西——サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂(ローマ)とダフニ修道院(アテネ近郊)」 - 益田朋幸(早稲田大学)
「パナギア・ペリブレプトス聖堂(オフリド)の天使キリスト」 - 菅原裕文(金沢大学)
「パラフレーズする絵画——キリスト昇架のイメージソース」 - 辻絵理子(埼玉大学)
「アギオス・ニコラオス・オルファノス聖堂(テサロニキ)に描かれたふたりの女性」 - 太田英伶奈(早稲田大学)
「後期聖堂装飾におけるヨセフ伝サイクルの機能——オフリド、スヴェータ・ソフィヤ聖堂を例に」
特別講演
Athanasios SEMOGLOU アタナシオス・セモグルウ(テサロニキ大学教授)
Protaton on Mount Athos: A pictorial «Έκφρασις» of Andronikos II Palaeologus imperial policy
「聖山アトスのプロタトン聖堂:皇帝アンドロニコス2 世パレオロゴスの政策の絵画による〈エクフラシス〉」
(講演は英語。日本語訳を配布します。)
※当日の研究発表・講演の英語版は、2025 年1 月刊行のWASEDA RILAS JOURNAL にて発表される予定です。
(https://www.waseda.jp/flas/rilas/research/journal/)