早稲田大学総合人文科学研究センター「拡大するムスリム社会との共生」部門では、オヌル・エザータ弁護士講演会「移民、難民をめぐる排外主義」を開催いたします。
- 日時:11月28日(火) 17:15 ~ 20:00
- 場所:早稲田大学 戸山キャンパス 36号館 682
オヌル・エザータ弁護士講演会「移民、難民をめぐる排外主義」
講演者:オヌル・エザータ
ディスカッサント:
中村一成(フリー・ジャーナリスト/マイノリティの人権)、
温井立央(「在日クルド人と共に」代表理事)
金 尚均(龍谷大学/刑法学)
司会:岡真理(早稲田大学)
通訳:金尚均、鈴木克己(東京慈恵会医科大学)
使用言語:ドイツ語(日本語逐次通訳あり)
入場無料・参加申し込み不要
プログラム
17:15 主催者挨拶(岡真理)
17:20 オヌル・エザータ氏講演
18:30 休憩
18:40 パネル・ディスカッション
オヌル・エザータ、中村一成、金尚均
質疑応答
20:00 終了予定
Onur Özata
ベルリン在住。レイシズムを動機とする過激主義や警察による暴力の被害者の代理人として法廷に立つ人権弁護士。2000年代初頭にドイツで起きたネオナチ・テロリスト・グループ(NSU)による殺人および殺人未遂事件においては、移民被害者親族の代理人を務め、同事件が10年以上にわたり捜査されず、犯人が処罰されないことを許した治安当局の制度的レイシズムを暴くという、特筆すべき役割を果たした。また、ナチスの強制収容所の生還者の代理人を務め、最近のシナゴーグ銃乱射事件など、過去・現在を問わず、反ユダヤ主義との闘いに尽力している。人権・憲法・公民権の講師として、上級警察官を目指す学生の指導も務めている。
主催:
科学研究費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表:岡真理)
龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター / 同 犯罪学研究センター
早稲田大学総合人文科学研究センター 後援
問合せ: [email protected] http://www.projectwatan.jp/