早稲田大学総合人文科学研究センター・角田柳作記念国際日本学研究所では、朝河貫一生誕150年記念シンポジウム「朝河貫一の時代と学問──福島・早稲田・アメリカ」(総合人文科学研究センター2023年度年次フォーラム)を開催いたします。
イベント概要
- 日時:2023年12月16日(土) 13:00~17:30
- 場所:早稲田大学戸山キャンパス36号館382教室(AV教室2)・オンライン( Zoomwebinar)併用
※オンラインの事前登録は12月14日(木)まで・対面参加の場合は当日参加も可
お申込み方法
チラシ内のQRコード、もしくはこちらのフォームからお申し込みください。
趣旨
福島に生まれ、早稲田に学び、アメリカで歴史学を教えた朝河貫一(1873~1948)については、2018年の「没後70年記念シンポジウム・朝河貫一と人文学の形成」をはじめ、早稲田大学において近年研究が精力的に進められている。そうした中、演劇博物館所蔵の朝河貫一と坪内逍遙の未整理書簡など、新資料の発見も続いている。本シンポジウムは、朝河貫一生誕150年にもあたる今年、それら新資料の調査・分析とともに、国際的な立場から日本学を切り拓いた朝河の人生と業績に改めてスポットを当て、その時代と学問の再検証を通して、人文学研究が果たすべき役割や意義を検討し、発信していくことを期すものである。
プログラム
- 13:00-13:05 開会の辞:河野貴美子(早稲田大学文学学術院教授)
- 13:05-13:20 趣旨説明:甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授)
- 13:20-13:50 1. 甚野尚志 「若き朝河の歴史学への開眼:Margaret Dimond宛書簡と逍遙宛書簡から」
- 13:50-14:20 2. 藤原秀之 (早稲田大学非常勤講師) 「朝河貫一と坪内逍遙 書簡を通じてみた学問上の交流」
- 14:40-15:10 3. 真辺将之 (早稲田大学文学学術院教授) 「朝河貫一と東京専門学校」
- 15:10-15:40 4. 宗像和重 (早稲田大学文学学術院教授) 「朝河貫一と文学──バイロン・逍遙・関戸信次──」
- 15:40-16:10 5. 中村治子 (イェール大学図書館司書) 「朝河書簡と米国大学図書館の動向:Helen Dunhamの書簡を中心にして」
- 16:30-17:20 全体での討議
- 17:20-17:30 閉会の辞:山本聡美(総合人文科学研究センター所長)
主催:早稲田大学総合人文科学研究センター・角田柳作記念国際日本学研究所
後援:朝河貫一博士顕彰協会、福島民報社、福島民友新聞社
チラシPDFはこちら
※お問い合わせは( rilas-event [アットマーク] list.waseda.jp)まで
上記[アットマーク]を@に変えてご連絡ください。