Research Institute for Letters, Arts and Sciences早稲田大学 総合人文科学研究センター

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【開催報告】2022年度大学院文学研究科生向け 英語論文ライティング講座(入門編)

早稲田大学総合人文科学研究センター(以下、人文研)では、キャリア初期研究者支援の一環として、2018 年度より英語論文ライティング講座を実施している。具体的には、『WASEDA RILAS JOURNAL』をはじめとする人文系学術雑誌への英語論文の投稿を想定して、キャリア初期研究者への有益な情報提供を目的とする。2020年度・2021年度はオンライン(Zoom)開催であったが、今回(2022 年度)は3年ぶりの対面開催となった。過去2回と同様、早稲田大学アカデミックソリューション(以下、WAS)に講座を依頼した。

今回の講座には、文学研究科修士課程・博士後期課程に在籍する13名が参加した。大半は英語論文執筆経験を持っていない。冒頭に山本聡美人文研所長より挨拶があり、研究者のキャリア形成における英語論文の重要性に言及したうえで、本講座で積極的に学び、研究活動に活かしてほしいと呼びかけた。

14 時 45 分から 16 時 15 分まで、WAS の講師である Peter Chin 先生より、人文・社会科学分野の論文を分析例として、ペアワークを多く取り入れた講義をしていただいた。具体的な内容としては、英語での学術論文の基本構成、良いトピックセンテンスや要約文の作り方、APAスタイルとシカゴスタイルでの文献の引用方法、学術的な英文の特徴などであった。また、学術英語は一朝一夕に身につくものではないため、習慣化の目安である「66日間」毎日1本英語論文を読もう、というメッセージが力強く繰り返された。

今回の講座は、海外の学術雑誌への投稿を目指している受講者にとって、実践的な知識と大きなモチベーションを得る機会になったと思われる。

(記録:早﨑綾)

開催詳細
  • 日時:2022 年 11 月 2 日(水)4 時限(14:45~16:15)
  • 形式:対面(32号館1階128教室)
  • 講師:Peter Chin(早稲田大学アカデミックソリューション講師)
  • 使用言語:英語
  • 参加者:早稲田大学大学院文学研究科在籍学生 13 名
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WASEDA University

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