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【5月14日(土)】日本中東学会公開講演会『中東を越えて:中東の内/外で書く』(アミン・マアルーフ氏との対話) のお知らせ

日本中東学会公開講演会『中東を越えて:中東の内/外で書く』(アミン・マアルーフ氏との対話)のお知らせ

2022年5月14日(土)、世界的に著名な作家アミン・マアルーフ氏を迎えて、日本中東学会公開講演会(オンライン)が行われます。参加ご希望の方は以下のサイトからご登録ください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_vDFjnSEqTSegcq-2-1q4yw

[公開講演会]  2022年5月14日(土) 17:00〜19:00
(英語/日本語同時通訳付・オンライン形式)
The Middle East…and beyond: Writing In/Outside the Middle East (A Dialogue with Amin Maalouf)
『中東を越えて:中東の内/外で書く』(アミン・マアルーフ氏との対話)
(単独の講演形式ではなく、鼎談にコメントを加える形式となります。Zoomウェビナーの仕様上、参加は先着1000人迄とさせていただきます)。

《対話者》
アミン・マアルーフ(作家)、小野正嗣(作家・早稲田大学)、大稔哲也(モデレーター:早稲田大学)、岡真理(コメント:京都大学)、黒木英充(コメント:東京外国語大学AA研)、アレックス・マレット(挨拶:早稲田大学カタール・チェア)

アミン・マアルーフ氏は『アラブから見た十字軍』以来、日本でも多くの読者を獲得してきました。その後に『サマルカンド年代記』『レオ・アフリカヌスの生涯』『光の庭:小説 マニの生涯』と、歴史小説の分野においても深みのある作品を生み出し、『タニオスの岩』ではゴンクール賞も受賞しています。レバノン出身の自身の複雑なルーツも他の作品で掘り下げられており、さらに近年は『アイデンティティが人を殺す』『世界の混乱』など、大きなスケールで中東の現実に深く根差した文明論や、国際情勢への犀利な洞察を発表し続けています。今日のアラブ系文化人を代表する一人と言えましょう。しかしながら、これまで日本の中東学界との交流は乏しく、その思想の背景などについて本格的に披歴してもらう機会はありませんでした。そこで、今回は公開で対話の場を設け、中東ヘの眼差し、中東を書くことの意味、アイデンティティ、彼の一族の歴史的背景、ワタン、グローバリゼーション、今日の世界の在り方など、縦横に語ってもらう予定です。また、それに際して、マアルーフ氏の2作品を翻訳し、自身も作家にしてポスト・コロニアル文学・世界文学の著名な研究者である小野正嗣氏と司会の大稔哲也が鼎談に加わり、さらに岡真理会員、黒木英充会員からもコメントをいただきます。

主催 : 日本中東学会 共催 : 早稲田大学文学部・文学研究科中東・イスラーム研究コース、
早稲田大学カタール・チェア(Chair of the State of Qatar for Islamic Area Studies)、早稲田大学総合人文科学研究センター(研究部門「拡大するムスリム社会との共生」)

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