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【開催報告】公開セミナー PROCESSIVE TECHNICS: INDUSTRIAL DOCUMENTARY, AUDIO-VISUAL EDUCATION, AND NEW CINEMAS IN POSTWAR JAPAN
Dates
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SAT 2025- Place
- 早稲田大学戸山キャンパス38号館AV教室
- Time
- 11:00~12:30
- Posted
- 2026年1月14日(水)
公開セミナー
PROCESSIVE TECHNICS: INDUSTRIAL DOCUMENTARY, AUDIO-VISUAL EDUCATION, AND NEW CINEMAS IN POSTWAR JAPAN

このセミナーでは、1960年代のニューシネマ台頭として知られる、戦後日本のメディア環境における最もダイナミックな変革段階について、冷戦時代にメディアの役割が増大した実態などを加味して論じた。話題の中心となったのは、1950年に設立された岩波映画製作所である。影響力ある出版社が映画部門を有していたという事実そのものが、当該時期の社会に映像メディアが果たした役割の大きさを示しており、実際に、科学研究所として創業した同社は、その後、国や企業が後援する教育、科学、インフラや公共事業に関連する広報メディア作品を提供する大手企業へと発展し、次第に1960年代の日本におけるニューシネマの中核を担う存在となった。
上記は、講演者である角田拓也先生が、現在進行形で取り組んでおられる最新の研究プロジェクトに関連した内容であり、戦後日本の社会を、当時新しいメディアであった映画が、いかに方向づけていったかを、豊富な一次史料を通じて示してくださった。講演後には、大学院生やポスドク世代の、キャリア初期研究者を中心にした、国籍や所属機関において多様なバックグラウンドを有する参加者15名を交え、領域横断的なディスカッションの時間を持つことができた。

開催概要
- 開催日時:2025年12月20日(土)11時00分〜12時30分
- 開催方式:対面(会場名:38号館AV教室)
- 主催:早稲田大学総合人文科学研究センター角田柳作記念国際日本学研究所