Faculty of Letters, Arts and Sciences早稲田大学 文学学術院

About the School

文学学術院のご案内

文学学術院の紹介

文学学術院は、文化構想学部、文学部、文学研究科、総合人文科学研究センターの体制をとっています。
この2学部・1研究科・1センターが、一元化された運営組織の中で、幅広い人文学研究のスケールメリットを活かし、より充実度の高い柔軟な教育研究活動を展開しています。

学術院長からのご挨拶

文学学術院長 川尻秋生

 文学学術院が扱う学問分野は人文学です。この分野は、人間そのものを考察対象とし、長い歴史的な学問的な蓄積があります。その日本での先端を走ってきたのが、早稲田大学文学学術院なのです。
文学学術院には、文化構想学部と文学部という2つの学部があります。そこでは、過去の事柄を掘り下げ研究する学問、現代社会を分析しその問題点を析出する学問、さらには、これらの学問成果を基にして、未来を構想して行く学問が一体となって展開しています。
こうした文学学術院の学問・教育は、文化構想学部にある6つの論系、文学部の18のコース、そして大学院文学研究科の修士課程と博士課程が支えています。
具体的には、それぞれの論系・コースが担当する演習科目と両学部にまたがって存在するブリッジ科目があります。ブリッジ科目の数は、なんと1000以上。皆さんが履修したいと思う科目がきっとあるはずです。それらを組み合わせて、自分にしかできないモデルをつくってみるのもよいでしょう。
また、数多くの外国語科目が存在するのも大きな特徴です。文学学術院のなかには、いくつもの外国語、そして難易度や内容の異なった外国語科目が用意されています。また、全学の学生が参加できるGEC(Global Education Center)には、さらにバラエティーに富んだ科目もあります。1つといわず、2つ以上の外国語の習得に挑戦してみるのもよいのではないでしょうか。

 さて、大学であるいは学生時代に何をなすべきか。もちろん、学生の皆さんひとりひとりで異なっているのは当たり前でしょう。ただ、多様性を持った現代社会では、学生全員が明確な目的を持っているというわけではありません。私は、そんな学生には一言、「何もたくさんのことを身につけることはありません。何か1つのことでよいから、他の人に誇れることを習得して下さい」と申し上げています。
理想に向かって「青い鳥」を追い求めることは大切ですが、現実にはなかなか手に入らないこともあります。もしそうであるならば、むしろ「足下(あしもと)を掘れ、そこに泉あり」というニーチェの言葉を贈りたいと思います。案外、自分のすぐ近くに重要な事物があり、それを深く追求し極めることが大切である、という意味です。
広い視野や知識はもちろん必要ですが、それともに全身全霊を打ち込んで、体得に値するものを、学生時代に1つでも見つけてください。それこそが、社会人になったときに、きっと皆さんの血や肉となり、かけがえのない財産になるはずですから。

 早稲田大学の研究・教育の理念には「学の独立」があります。もちろん他の人々の考えや行動に学び、身に付けることは大切ですが、必要以上にまわりを気にするのではなく、自分の考えや独自性を尊重することを意味します。
文学学術院にもこうした気風は今なお流れ、独創的な学問・思想が脈々と息づいています。学生の皆さんは、世界各国、そして日本各地から集う仲間たちと切磋琢磨しながら、どうか独自の感性や考え方を身につけて下さい。それには、何事にも疑問を持ち、考え抜き、自分自身を磨き上げることが何より大切です。もちろん、それには教員や書物、そして仲間の知恵や力を借りなければなりません。そのために、我々教員は協力を惜しみません。どうぞ本気で立ち向かってきて下さい。
そして、もし、その先も研究を続けてみたいと思ったならば、文学学術院には大学院文学研究科も用意されています。そこでは、苦しいかも知れませんが、日本や世界の研究者と交流しながら、「学問の真理」に触れることができるはずです。文学学術院からは、研究者を含め、専門的な知識を身につけた人たちが数多く巣立ち、世界中で活躍しています。

 こうした学問・研究が文学学術院で育ってきた背景の一つに、本学の国際性の豊かさがあげられます。早稲田大学は、戦前から数多くの留学生を積極的に受け入れてきました。現在でも、本学の留学生の数は日本一です。とくにアジア諸国で活躍した、あるいは現に活躍している方々の多くが、本学の卒業生であることは忘れることができません。
以上のような実績と業績が認められ、2014年、早稲田大学はスーパーグローバル大学創成支援トップ型に採択されました。これは文部科学省が、早稲田大学を世界レベルの教育研究機関として認め、重点的な支援を行うことを意味します。
そのうち、文学学術院には、教育研究拠点の1つ「国際日本学拠点」があり、アメリカのコロンビア大学やカリフォルニア大学(UCLA)などと連携しています。国際シンポジウムはもちろん、ダブルディグリープログラム(文学学術院と海外の協定校の両方で学び、修了すると、2つの学位が取得できるシステム)の適用もされるようになっています。
文学学術院では、将来に向けて、さらに日本文化研究の世界的な拠点としての活動を充実させていきたいと考えています。グローバル化がますます進展する現代社会であればなおさら、まず、「足下」にある日本の文化を見つめ、それを世界に発信する必要性が飛躍的に高まっているといえます。

 一見すれば、AI化が急速に進みつつある現代社会と、人文学の存在は相反するように思われるかも知れません。しかし、事実はむしろ逆で、世界の人たちが共生して行くためには、今こそ、人間の存在そのもの、そして社会自体をもう一度見つめ直し、「現在」に異議申し立てをすることが重要になっています。
早稲田大学文学学術院が担っている使命は、今後さらに高まっていくことになると考えます。

文学学術院 執行部(2018年9月21日~)

(左から順に)

教育と研究

文学学術院の将来構想

文学学術院は、創立150周年(2032年)を見据えた、将来構想を策定しました。
これらは文学学術院の構想段階のものであり、大学として決定したものではなく、今後議論を深め、必要性と適切性が認められるものについては、正規の手続きを経て順次開始していきます。

歴史と沿革

81c7f052d3b2dac4722d46b9fee3d4a9早稲田大学文学部は、東京専門学校文学科創設(1890年)以来、人文科学、文化科学の蓄積を時代に翻弄されず未来に継承すること、人類が直面する課題に向き合いその解答を模索することを使命にして、多彩な人材を育成してきました。
今後も「学問の自由」「清新な気風」「個性豊かな在野の学風」という建学の精神のもと、教育・研究のさらなる充実を推進して参ります。

1882
明治15年
大隈重信により東京専門学校創立
1884
明治17年
第1回卒業式
1890
明治23年
坪内逍遙博士らにより文学科創設
1891
明治24年
『早稲田文学』創刊
1898
明治31年
第一次大隈内閣成立
1900
明治31年
初の海外留学生派遣、制服・制帽誕生
1902
明治35年
早稲田大学と改称、大学部文学科となる
1903
明治36年
早慶野球戦スタート
1904
明治37年
専門学校令による大学となる
1907
明治40年
校歌誕生
1913
大正2年
校旗誕生
1920
大正9年
新大学令による大学となり、文学部となる
1922
大正11年
大隈重信死去(国民葬)
早慶ラグビー定期戦スタート
1925
大正14年
図書館開館
1927
昭和2年
大隈講堂完成
1928
昭和3年
演劇博物館開館
1931
昭和6年
応援歌「紺碧の空」誕生
1932
昭和7年
創立50周年記念祝典開催
大隈銅像完成
1939
昭和14年
4名の女子が初めて入学
1945
昭和20年
敗戦の翌月から授業再開
1946
昭和21年
6大学野球リーグ戦復活
1949
昭和24年
学制改革による新生早稲田大学となり、夜間学部として第二文学部創設、第一文学部、第二文学部の呼称スタート
1951
昭和26年
大学院文学研究科(修士課程)創設
1953
昭和28年
大学院文学研究科(博士課程)創設
第1回早稲田祭開催
1957
昭和32年
記念会堂完成
1962
昭和37年
戸山キャンパス完成
1973
昭和48年
第一文学部指定校推薦入学を開始
1982
昭和57年
創立100周年記念式典開催
1991
平成3年
『早稲田文学』100周年記念展開催
1992
平成4年
戸山図書館開館
1996
平成8年
第二文学部社会人入試開始
2001
平成13年
文部科学省私立大学学術研究高度化推進事業「学術フロンティア推進事業」に戸山リサーチセンター(TRC)が採択、オンデマンド授業、学術データベースの開発を開始/新学生会館開館
2002
平成14年
文部科学省21世紀COEプログラムに「アジア文化エンハンシング研究センター(拠点リーダー:大橋 一章本学術院教授)」と「演劇の総合的研究と演劇学の確立(拠点リーダー:竹本 幹夫本学術院教授)」が採択
2004
平成16年
文学学術院設置
2007
平成19年
第一文学部、第二文学部を再編し、文化構想学部、文学部を設置/大学院文学研究科を人文科学専攻の一専攻に改編/文学研究科博士後期課程アジア地域文化学コース新設/文部科学省グローバルCOEプログラムに「演劇・映像の国際的教育研究拠点」(拠点リーダー:竹本 幹夫本学術院教授)が採択
2010
平成22年
文化構想学部・文学部が完成年度/文学学術院120周年記念行事/文学研究科に表象・メディア論コース新設/33号館建て替え工事着工
2011
平成23年
文化構想学部、文学部で初の卒業生を輩出/文学研究科に現代文芸コース新設
2012
平成24年
総合人文科学研究センター設置
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WASEDA University

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