既存の介護保険システムを支えるケアマネジャーの市場には、「介護者の、ケアマネ探索における不便」と「ケアマネの、低賃金×ハードワークに対する不満」という二つの「不」が存在します。
「らくまね」は、マッチングサービスを用い、介護者が最適なケアマネジャーを見つけることを支援し、評価に応じてケアマネに報酬を出すことでこれら二つの「不」を同時に解決します。
介護分野においては、人件費が全体の約7割を占めるというコスト構造がありながら、人員配置基準というボトルネックがあり、うまくDXを進めることができていません。そのボトルネックの解決に政府が取り組んでいる今こそ、介護DXを大きく前進させる好機であると考えています。
私が来年からベンチャーキャピタルに就職するにあたり、今回のビジネスコンテストを通じて、自分の中で持っていた投資テーマを形にし、仮説をさらに深めることができました。これにより、大きな手ごたえと成長を感じています。
今後もこの経験を活かし、介護分野の前進に貢献していく所存です。プランのきっかけになった祖母と家族、ディスカッションに協力してくださった皆様、コンテスト運営の皆様、本当にありがとうございました。
「ボランティアに興味がある。でも最初の一歩を踏み出せていない…」今、そんな若者が多いそうです。私もそのうちの一人です。しかも、いざ勇気を出して挑戦してみても、それが1回きりで終わってしまうことも多いようです。そこで、小さい頃から「褒めて伸びるタイプ」だった私は、社会貢献した人をもっと褒めてあげたら良いのではないか?と思いつき、「ICHIZEN」をご提案しました。
よく「一日一善」などと言ったりしますが、その「一善」を、「1ZEN」というポイントに換算、見える化します。そうすることで、「社会貢献事業の活性化」と「人の流れを生み出す地方創生」という二つの目標を掲げつつ、身近で小さな一日一善から、就職・転職・地方移住といった次のライフステージまでを、たった一つのアプリでトータルコーディネートすることができるという全く新しいビジネスモデルが完成しました。
ビジコン初参加ながらこのような場に立たせていただき、沢山の貴重なフィードバックを通して大きく成長しました。必ずリベンジします。ありがとうございました。
「FABUS」はAIの力で商品ページを鑑定し、偽造品を撲滅するサービス。私たちが持つ、商品の知識、AIの知識を活かし、偽造品摘発botを開発しました。ビジネスコンテスト本番までに、開発•実装まですることができたことは、私にとってとても大きな財産となりました。本番では、準優勝という結果になり大変悔しいです。しかしながら、コンテストを通して、人に伝える力、自らのアイデアを俯瞰する力がかなり上がりました。また、審査員の方から今後につながるアドバイスをたくさん頂きました。これからも新たなサービスをつくり、ワクワクする未来を作っていきます。この度は本当にありがとうございました!!
「ナガデリ」は移動人口と物流を掛け合わせる次世代の配送システム。物流の2024年問題が顕在化している昨今、私たちのプランで持続可能な物流を作りたいと考えました。通勤通学をする人々に荷物を持たせるというアイデアは、プランを作っているときでさえ、私たちをワクワクさせてくれました。本番では、優勝することはできませんでしたが、今後につながる反省点がたくさん見つかりました。この度は本当にありがとうございました!
JAPPINは、外国人留学生向けの単発バイト検索・紹介サービスです。
外国人留学生の友人から、「バイト探しに苦労した」「日本でバイトするのはためらってしまう」という声を聞き、単発バイトが主流となる今の時代、留学生も簡単にバイトをして日本で社会経験を積むことができれば良いなと思いました。
本プランの実現のために、留学生特有の条件である労働時間や資格の管理、留学生のスキルと企業のニーズをマッチングするシステムの設計など、周りの人の知見を得ながら細部まで設計しました。
サポートいただいた皆様にあらためて感謝申し上げます。
2年連続の出場でしたが、短期間で周りを巻き込み、アイデアを限界まで形にする過程は、とても楽しく、大きな達成感を得られるものです。みなさんもぜひ、チャレンジしてみてください。
私のビジネスプラン【FRUNISM】は、誰もが観光パッケージを企画して、誰もが簡単に購入できるようにする、観光客と観光ホストをマッチングするプラットホームサービスです。プラットホームとして様々な観光コンテンツを扱うことで、観光地として注目されていない地域の活性化や、特定な興味関心を持つ方に、特別な体験を提供をしたいという想いから生まれました。
今回の経験を通して、ビジネスプランの実現に向けた強いモチベーションと、実現可能にするための徹底的な思考、具体化が必要であることに気づかされました。他の発表者の方からの刺激を受け、アイデアだけで留まらず、行動と試行錯誤を繰り返すことで、新しいビジネスとして価値を提供できるようになると考えるようになりました。
私にとってビジネスプランを練り、他者に伝えるという経験が初めてのものでした。今回得た知見を糧にして、今後も知的好奇心を持ち続けながら、一層精進して参ります。
コンテストに向けてご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。