Beyond sexuality- 名前のない感情
半年前、初めて同性を好きになった。それまで異性にしか興味が無かった私にとって衝撃的だった。一方、その感情は友達とは違う「好き」だけれど、性的要素は薄いという曖昧なもので、 LGBTに当てはまるのかも分からずに悩んだ。そのとき、相談したほかの友達の一言に救われた。「グレーゾーンでもいいんじゃない。性別に関係なく、好きになれる相手に出会えたことを喜んだら。」それまで同性愛・バイセクシャルなど自分がどこに当てはまるのかにとらわれていた。しかし、無理にこの感情を分類する必要はないのだと思うと、ふっ、と楽になった。私のように自分のセクシュアリティの曖昧さに不安を感じている人がいたら、「性別」にとらわれすぎず、まずは相手を想う自分の気持ちを大事にしてほしい。
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政治経済学部