11月24日(木)に中学1年生を対象に、アウトリーチプログラムが実施されました。以下、生徒の感想です。
私のクラスには、カザフスタン出身の方とジョージア出身の方が来てくださいました。私はもともとジョージアの文化には興味がありました。小学生の頃に「異国の文化を調べよう!」という総合の時間がありました。そこで、ジョージア、カナダ、フランスについて調べました。しかし、インターネットにあることだけではよく理解できず、なじめませんでした。しかし、今回のプログラムでは、実際にジョージアの方と触れ合えました。直接お会いすることで、インターネットに載っていない知識を得ることができました。
ここで、カザフスタン、ジョージア、それぞれで特に印象に残ったことを記します。
〇カザフスタン
印象に残ったのは最初のクイズです。“Kahoot!”というサイトを使って、カザフスタンの文化をよく学ぶことができました。また、カザフスタンには多くの民族がいるということを知りました。
〇ジョージア
印象に残ったのはジョージア語です。ジョージア語は日本語と対応させることができ、比較的発音もとても似ています。何故対応させることができるのか、図書館で調べて考察し探求していきたいと思います。
アウトリーチプログラムを通して、“ウェブページに記載されていることが全てではない”ということを再認識しました。そして、“各国の出身の方から直接お話を聞くことで、ネットでは得難い価値あるものが得られる”ということを実感しました。
(1年・落合)
今回のプログラムでは、カザフスタンの留学生とジョージアの留学生が来てくださいました。
僕は実施日の前日にカザフスタンとジョージアについて調べてみました。食文化や国の位置や形などを確認し、2つの国と日本との相違点に興味を持ちました。
当日、前半にカザフスタンの方が来ました。特に印象に残ったのは、(12月25日と1月7日で)2回クリスマスがあるというお話です。1月7日は、ユリウス暦を使っているロシア正教のクリスマスとのことでした。日本との文化の違いに驚くと共に、カザフスタンにより興味をもちました。カザフ人は元々遊牧民だったため、主に羊や馬などの肉を食べていることも知りました。今でも、料理のほとんどに肉が用いられているそうです。カザフスタンで寿司と呼ばれるのは、握り寿司ではなく、巻き寿司だそうです。こういった食文化の違いにも、カザフスタンの特徴を感じました。
後半はジョージアの方が来ました。ジョージアは元々「グルジア」という国名だったと知りました。とても温暖なためワインづくりが盛んだそうです。他にも、ダンスがとても盛んらしく、動画で伝統的なジョージアダンスを見ました。舞台の上をとても滑らかに回っていて驚きました。
留学生の方が、グルジア文字と日本語の対応表を配ってくださいました。それを用いて、自分の名前をグルジア語にすることができ、とても楽しかったです。簡単な挨拶も、グルジア語で表記することができました。
この日、僕は日直だったのでグルジア語で号令をかけました。難しい発音でしたが、上手に言えてとても嬉しかったです。
今回のアウトリーチプログラムを通して、自分が知らなかった世界や文化を知ることができました。
(1年・辻村)